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○さらに別の日。和音の部屋。  風呂上がりの和音が部屋に戻ると、ベッドに座って携帯電話を操作していた一哉が顔を上げた。 和音「帰ってなかったんだ」 一哉「和音の髪を乾かしたら帰るよ」  和音は嫌そうな顔をする。 和音「ええ……。いいよ」  一哉は気にした風もなくにっこり笑うと、自らの膝をぽんぽん叩いた。 一哉「そう言わないで。……おいで、和音」

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