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朝希「陽翔……お前」
《意識が堕ちていく朝希》
朝希「ハァハァ」
《朝希の呼吸が荒い。熱っぽい顔が色っぽさを醸し出す》
朝希(体が熱い)
朝希(ぼぅーとする)
朝希(意識が引き摺り込まれる……体が火照って)
陽翔「抑制剤、飲んでないからな」
《体を起こしている事さえ辛い。横抱きにされて、陽翔の腕の中で朝希が横たわる》
陽翔「俺はあなたを抱くΩ」
《蕩けてしまいそうな理性と意識の淵で見つめ合う朝希と陽翔》
陽翔「Ωだから抱かれなければいけないって、誰が決めたんだ?」
《陽翔の艶かしい唇が、耳元に近づく。吐息が耳朶に触れる》
陽翔「あなたを抱きたい」
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