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※第16話→sideH
「処女は高く売れるからね。今日は拡張はしないわ。まず、アナタの穴にちんこを入れるための穴だということを、ちゃんと教えてあげるだけ。それだけでアナタは幸せになれるからね」
串崎は、耳元で囁きながら俺のアナルに細い管のついた注射器を差し込み、中に生温い液体をピストンで押し込んでいく。
「一真、なあ、いつできあがるんだ?」
俺を眺めながら、佐倉さんはのんびりとした口調で、串崎に問いかける。
「明日には、処女を売るのはOKよ。あんまり慣らしてしまうと面白くないわよね」
「そりゃそうだ。ワシにはそんな趣味ねーからわからんけど、あんまり慣れたら味が落ちる」
雑談のネタにされてるのはわかるんだが、腹部が重い。
変なクスリとかじゃねーよな。
不安になって串崎をみあげると、頭をくしゃくしゃと撫でられる。
「ただのローションよ。そんなにビビらなくても大丈夫よ」
つっぷりと冷たい感覚とともに、アナルの中に先っぽに玉がついた細い棒が差し込まれる。
クチュクチュとローションをかき回しながら中にゆるゆると入り込む。
きもちわりい。
下腹が重いのと、攪拌される肉の圧迫で胃がしめつけられる。
「まだ、中がきもち悪いみたいね。でも、アナタのいいところ、アタシが見つけたから大丈夫よ」
串崎は頭を撫でながら、1点に玉を当ててくりくりと擦りはじめる。
感覚が急にあがって、俺は声をあげる。
「ッ、ひ、ああ、アッ、ああっく」
背筋がビリビリと痺れて口が開いちまう。
ビュービューと腹に向けてチンコから白いのが噴き出す。
それでも串崎は、動きをやめずにズンズンとその場所を突き上げ、俺は我を忘れて棒が欲しくて脚を開いて腰を浮かせる。
俺の反応に、串崎は笑うと追い詰めるように玉を使ってかすめるような動きに変えて身体を煽る。
「ンッや、アッ、でちま、……ウッ」
全身から汗が吹き出し、背筋が反る。
玉の動きを追って腰がゆらゆらと動きはじめる。
「きもちいいでしょ。ここにおちんこをくわえて、つつかれたいでしょ?」
甘い囁きとともに玉が少しいいところを掠めて、思わず腰を揺らして頷く。
「素直な子だわね。いいこ。御褒美に今日はたくさんここをいじってあげましょうね」
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