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※第79話→sideH(※注 獣姦)

ぐぷうと奥深い場所まで喰い込む肉は子供の腕ぐらい太く、腹が裂けそうで悲鳴が口をついてでる。 痛みというより下半身すべてが麻痺しそうな感覚に涙が溢れる。 「ひ、ぐぁあああ、ああああ、あああッ」 バシャバシャと机の下にあるバケツへと、はしたなく尿が漏れ出す。 何もかもがバラバラと砕けていく。 向けられる視線は、好奇心と欲望だけで誰も助けてはくれない。 内部から叩き潰されるような、壊される感覚に悲鳴しかあげることができない。目の前がチカチカして真っ暗になる。目を見開いているのに、なにも見えない。 こわい。 こわい。 胎内を壊そうと暴れる肉の動きは止まらず、ただの肉塊のように俺はひしゃげた声をあげ続けるしかない。 「ッかッ.......ハルカ.....ッ」 ずっと近くで聞いていたのに、懐かしいと思える声が耳に入り、なんとか焦点を合わせようとする視界に、必死な顔で叫ぶライの姿が見える。 なんで.....ッ、ここに?! なんで.....お、れ、は裏切った、のに。 断片的な視界の中に映るライの顔。 ああ、俺は.....なんで、こんな、大事なものを捨てちまったんだろう。 あまりの馬鹿さ加減に笑えてくる。 .....いきたい。 近くにいきたいのに.......。 ひび割れた叫び声しかあげられなくて、必死でライの顔を見上げる。 「.....ハルカ、最後のチャンスだよ。ちゃんとこの御主人様から逃げずに帰るなら、今すぐに馬から解放してあげる。誓える?」 水上が俺の耳元に語りかける。 俺は頭が既におかしくなっていて、水上の言葉に何度も頷く。 「この誓いの贖いは君の命だよ」 まるで、俺の脳みそに焼き付けるように水上は告げた。

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