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第12話

 汗ばんだうなじを舐められ、もう片方の手は俺の乳首をいじる。全身がゾワゾワとあわ立ち、ブルッと身震いする。それでもう我慢できなくて、俺は俵屋さんに見られながら放尿した。  …どんな変態プレイだよ…。ジョボジョボと勢いよく噴射するオシッコを見られるのは恥ずかしい。これまた、こういうときに限って長いんだ。何で家を出る前にアイスコーヒーなんて飲んでしまったんだろう。 「わー、いっぱい出たねー」  少し泡が立った便器の水溜まりを見て、俵屋さんが嬉しそうに言う。ピッ、ピッ、ピッと俺のチンコを振って、しずくを切る。そしてちゃんと切れたかどうか、指の腹でなぞって確かめた。そのせいで、俺のチンコは一気に硬くなってしまった。くそう、前袋に収めにくい。  「山田くん…俺もしていいかな…」 「あ…うん、どうぞ」  この流れで行くと、逆に俺が俵屋さんの後ろに立って、同じことをしないといけないんだな。しかし義務というよりも、俺もその変態プレイに乗っかってみたい。  俺は便器の前に立つ俵屋さんの後ろに回ると、前袋をずらして勃起しかけのチンコを取り出した。フル勃起じゃないから、やりにくいってことはないだろう。亀頭を下に向ける。ムクッとチンコが動く感触があったかと思うと、先端から勢いよく聖水が飛び出した。 「ああ~気持ちいい~」  脱力した俵屋さんが、ため息といっしょにつぶやく。俺より背が高く距離があるせいか、音も大きい気がする。俵屋さんが、オシッコしてる。俺の目の前で、俺にチンコ握られて…。ヤバい、フンドシプレイのほかに、放尿プレイにも目覚めてしまった。  ああ、もう全部出し切ってしまったのか。いくらチンコを振っても、しずくも出ない。俺は俵屋さんをクルッと体ごと振り向かせると、しゃがんでオシッコの味がするチンコをしゃぶった。 「や、山田くん…?! そのままじゃ汚いよ」  汚くなんてない。俵屋さんが俺の目の前でオシッコしたばかりのチンコなんだ。愛おしくて可愛い。そんな可愛いチンコをしゃぶりながら、前袋に収まったままのタマを揉む。 「あ…、いい、凄くいい…あっ」  俺の口の中で、俵屋さんがビンビン跳ねる。まるで活きのいい魚だ。ベロベロ舐めすぎてもうオシッコの味が消えたチンコは、俺の口の中で大きな魚に成長した。大漁だ! フンドシ男は海で大物を釣り上げた!  例えるならカツオか。そういえばイタリア語でチンコは“カッツォ”だったな。どちらかというと、罵倒する言葉らしいが。  じゅぽっ、と活きのいい獲物を口から解放してやると、そいつを扱きながら俵屋さんを見上げた。 「俵屋さん…もう…我慢できない…挿れていい…ですか?」 「布団まで行こうか」 「はい、行きましょう!」  俺はトイレから出た俵屋さんの縦みつをグイッと引っ張り、素早く指をもぐりこませた。俺が来るまでに準備を済ませていたであろうそこは、すんなりと俺の指を飲みこんだ。 「あ…ん…待って」 「待てないっすよ。あんな変態プレイさせられたんだから」  俵屋さんが出演したゲイビには、放尿プレイもあったんだろうか。それを考えるとやはりはらわたが煮えくり返りそうだが、いろいろなプレイを知ってて俺とのセックスに役立ててくれているとしたら、俵屋さんがゲイビ男優だったことはありがたいかもしれない。 「そーれ、突撃ぃー!」  赤い蕾めがけて、俺のF‐16ファルコンはマッハで突っこんだ。 「さあ、早く…布団…まで」  腰をグイグイ押しつけ、ドッキング状態で布団を敷いた部屋まで俵屋さんを誘導する。  尻を突き出し手をついて、歩きにくそうにしている俵屋さんを、後ろからいじめるのは快感だ。歩くのさえおぼつかない俵屋さんの乳首を、うしろからいじってやる。 「んんっ…、いい…」 「俵屋さん、布団についたら、雄っぱい飲ませて」  ギュッと乳首をつまむと、俵屋さんはワントーン高い声で“今飲んでー”なんて叫ぶ。隣近所に聞こえないだろうか。  広い部屋ではないけど、まだ布団にはたどりつけない。俺はチンコを引き抜くと、俵屋さんの背中を壁に押しつけた。盛り上がった胸筋に鎮座する可愛い乳首に吸いつく。 「ああーっ、もっと吸って、噛んでぇー」  俵屋さんはセックスに関してかなり貪欲だ。一度スイッチが入ると、恥ずかしがったり嫌がったりはしない。  舌で転がし吸いつき歯で甘噛みしてるうちに、俺は床に押し倒された。布団まであと少しなんだが、まあいいか、畳の上でも。 「ああ…は…早く…犯して…」  俵屋さんは俺の上にまたがり、騎乗位で激しいロデオを披露する。これじゃ、俺が犯されてるみたいじゃないか。  前袋をさらにずらすと、チンコがブルンブルンとヘリコプターみたいに回る。毛に覆われていないパイパンチンコのローターが、天国目指して飛んで行く。美しい光景だ。俵屋さんが永久脱毛でパイパンにしたのは、ゲイビに出るときビジュアル的に清潔感があるように見せるためだとか。その美しくもいやらしい姿に、何分もたたないうちに射精してしまった。 「んんっ…は、あ…イクーッ!」  ドピュッと生温かいザーメンが、俺の顔まで飛んで来た。俺にまたがり、真っ赤になって恍惚の表情を浮かべるマッチョなフンドシイケメンなんて…最高じゃないか!  そんなわけで俺と俵屋さんは、フンドシが手放せない変態カップルになってしまった。  男の文化、フンドシ最高! ――完:-

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