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朝霧「あまっ……」
呟きながら舌を絡め、背中に手を入れる朝霧。感じている表情の夜咲、勢いに負けてそのままソファーの上に倒れ込む。
覆いかぶさるようにして、ぴちゃぴちゃと音を立てながらキスをしつつ、朝霧はひたすら頭をフル回転させる。
朝霧M「めちゃくちゃ可愛くて手出しちゃったけど、これ脱がした方がいいんだろうか? いつ? どのタイミングで? まず初めてをソファーでってどうだろう? そもそも白はその気があるのか? 大丈夫なのか? 嫌がられない?」
夜咲「んっ、紅くん……」
ここまでの演技はドラマでよく演じるので表面上はいい雰囲気を保てている朝霧を、見つめて呼ぶ夜咲。
その表情に刺激されて、焦りが一瞬顔に出るも、その空気を遮って電話の着信音が響く。
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