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 いつもなら二つ返事のところ、思わぬ返しにたじろいだのは、よこしまな思いが朝霧の中にあるから。  忙しい二人が揃って一日丸々休みなのは珍しく、ゆっくりと時間が取れることはなかなかないため絶好のチャンスだと気づいた朝霧。  拳を固めて気合を入れる。 朝霧M「白といて、明日が久々の丸一日オフときたら、やることは決まってる」 朝霧M「そう、ヤるしかない」 朝霧M「時間はたっぷりあるし、ムードを作って誤魔化しつつなんとか。なんとかするしかない」 朝霧「来るだろ?」 夜咲「うー……」  なぜか躊躇う夜咲の顔を窺うため、朝霧、隣へ移動する。 朝霧「やだ?」 夜咲「……やじゃない」  顔を覗き込まれ、眉を八の字にしながら答える夜咲の言い方に隠れてときめく朝霧。

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