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夜咲「ダメじゃ、ない、けど」 朝霧「好きな人としかしたくなくて、その好きな相手が白だった。だからここまで経験ゼロ」 朝霧「それをカッコ悪く思われたくなくて、キスより先に進めなかった」  勢いを失って困惑を全面的に示している夜咲の顔を覗き込み、優しく聞く朝霧。 朝霧「いやになった?」 夜咲「わかんなくなった」 夜咲「だって紅くんいつも美人の女優さんと噂になってたし」 朝霧「噂だけって知ってんだろ」 夜咲「でもこんなエロくてかっこいいのに、一緒にいてその気になんないのおかしいよ」  何気なく握った手。夜咲の言葉を聞き、空気が変わったのを感じてその手を誘うように指で撫で上げる。 朝霧「白はその気になった?」

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