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SS-4-21『温泉に行こう』【R18】

「はッ…あン…ン…」 白い背中が弓形にわななき、僕の髪を引っ張る。 ぴちゃぴちゃと水音をわざとさせて甘い実を食むのだ。 「あ…あぁ…しまぁ…」 先輩は辛いのか時おり僕から身体を離そうと胸を押しやるように腕を動かすが、もちろん両腕でがっちり掴んでいるのだから抜け出せるわけもない。 「先輩、ちゅーして」 顎に手を添えて先輩は僕を上に向かせ、酷く優しいキスをした。 ちゅっ…ちゅっ… 柔らかく吸い、唾液を飲ませる。 僕は零すことなく喉を上下させ、足りないとばかりに先輩に向って噛み付いた。 「や…んん、…」 舌が震え、さっきまで僕をいいようにしていた人とは思えない。 僕は背中に回していた手を尻に滑らせてその感触を楽しみ、双丘を割り開いた。 秘孔が空気に晒されたであろう先輩は一段と身体を赤く染め、深く舌を絡ませた。 「はぁ…ぁン…」 指を温かな胎内に挿れるとぬるりとした液体の助けもあって、抵抗もなく受け入れていく。 「先輩…やらかい…」 目を逸らし、一度唇をぎゅっと噛んだ後で先輩が囁く。 「待てなかった…から。自分で…」 ええ!! ドキンと胸が高鳴った。 先輩…先輩… 「今日は覚悟して下さい…」 先輩、理性はかなぐり捨ててもいいって事ですよね? 欲望にまみれた目で愛しい人を見つめた。

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