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06.開通式と淫らな時間

 ――蕪木は、急いで開通式の支度を始めた。 また智宏の部屋に行こうとしていた富田にも、着替えて準備するよう声を掛け、バタバタと慌ただしく乾杯用の冷えたグラスとシャンパンが次々に用意されてゆく。 春太は拡張器を沈められた状態で、客を前にしたまま、何が起きているのか分からない状態で快感に打ちひしがれていた。お尻に異物感はすごいものの、痛くは無かった。春太は蕪木に提案された(智宏にされていること)だと思い込むようにし、快感をただ享受している。 実際、後孔に智宏が挿入しているのだと思い込むようにすると、春太の心臓は高鳴った。自分の欲深い性欲が満たされ、絶対に告白などできようもなかった智宏に、今犯されているという想像をするだけで躯体が震える。ずっと扱きあいしか想像できなかった春太だが、後孔に拡張器を挿入され、想像が膨らんだ。 「ぁ……、んぅ……」 挿れたまま動かない智宏に、動いて犯されたいという欲求が溢れる。自分自身でもうっすら気付いてはいたが、自分は智宏に抱かれたかったのだ。ただあまりにも性的なこと過ぎて、春太の想像の範囲内では陰茎を握られて扱かれ、自らも扱き返すことしか夢では見ることができなかった。 その夢さえも見てはいけないと感じつつ、夢を見た日は智宏と顔を合わせると、赤くなって俯いてしまう程だった。そんなウブな心情も、今となっては可愛い子供の見る非現実な夢であると、春太はこのとき悟っていた。血中を流れる際淫剤は、春太を心ごと淫らに染めてゆく。 「ん……、ぁあ……」 智宏に犯されたい欲望は膨らみきり、春太は少し腰を動かしてみたが、拡張器はビクともせず動かない。もどかしさが募り、春太は躯体をうねらせる。尿道にブジーが挿入った陰茎はピクピクと動き、扱かれたい欲求を客たちにも分かるほどに伝えていた。 「おぉ、あの姿は明らかに欲しがっているな……」 「初物だとは思えないが、もし本当であれば、我々はダイヤの原石を目の前にしているようなものだ」 客たちは、談笑しながら春太の躯体を眺めている。 暫くすると、開通式の為のシャンパンがワゴンに載せられて、客に振る舞われた。蕪木がグラスを配り、客たちは立ち上がって移動し、ステージ前にて待機する。 蕪木はその横から階段を上り春太の様子を見たが、欲して真っ赤になった顔を見て取ると、拡張器に手をかけた。そのまま拡張器は、ゆっくり且つ、奥まで出し挿れされてゆく。 「ぁああ……っ! あっ、ああっ……!」 欲しかった刺激を与えられ、春太は仰け反った。智宏に犯され、容赦なく突き込まれるところを想像しながら、グチュリ、グチュリ、という音を立てた拡張器を後孔で受け止める。その刺激は弛緩剤のおかげで痛くはなく、ゾクゾクという快感を躯体全体に走らせた。蕪木は、春太の反応を見て、きちんとした開通式を迎えられるとほっと胸をなで下ろす。 「素晴らしい……、この子は本当に素質がある」 「むしろ男を欲していた身体だったようですな……」 「1番テーブルの方々は、さすがにここまで予想できなかったでしょうねぇ」 客たちは、思い思いの感想や言葉を述べながら、春太が拡張器を何度も呑み込まされる様子を緩んだ頬を張り付けながら凝視した。 「ぁあ……っ、ゃあ……っ、あん……ぁあ……っ」 拡張器は勢いよく後孔に突き込まれ、春太はその刺激で更に欲情し、仰け反った胸に咲くピンクの双丘が生々しく客たちの興奮を煽った。蕪木は、固唾をのんで見守る客たちに見せつけるような手つきで拡張器を動かしていたが、数分で一旦止め客たちに声を掛けた。 「では……、春太の準備も整いましたので、改めまして開通式に移りたいと思います。1番テーブルの方は先に席にお戻りになり、他の方はお二人が座られたら周りからご鑑賞頂きますのでお集まり下さい」 1番テーブルへ客二人が戻ると、他の客たちはシャンパンを片手に、取り囲むように集まった。 「これはいい気分だ……、皆さん、残念でしたね……」 「そうですね、ここで挿入が許されるのは私たちしかいない……はっはっはっ」 1番の二人は、他の客を嘲笑うかのように会話を続けていた。他の客たちは悔しさを滲ませたが、目の前で行われる開通式に胸は躍り、今か今かと待っている。 暫くすると、1番テーブルの一人の男が、他の者に対し思わぬアンケートのようなものを取り始めた。 「皆さんは、どの体位で責められる春太くんを見たいのでしょうかね……」 質問した男は不敵な笑みを浮かべ、見下すような目つきで周りの客の同行を眺めている。 周りの客たちはざわめき、欲望のままを答えていた。 「やはりここは、全員に見えるようにして頂けたら……」 「いや、敢えての正常位も捨てたものではないのでは……?」 「いっそ騎乗位にしてはどうかね?」 欲望の塊となった男たちは口々に要望を述べていたが、蕪木が春太を抱えて割って入ると、皆一様に黙り込んだ。 「失礼致します。春太を連れて参りました。本日は突然の開通式にはなってしまいましたが、現状は弛緩剤が効いているため、痛みが無いのだと思われます。ですので、春太が痛いという意思表示をしました場合には、ディナー中断のご容赦をお願い致します」 「ふむ……、まぁ、致し方ないだろう……」 「そうですね、初夜でご馳走にありつけている方がラッキーなほどでしょうから……」 「ご理解を承りまして、誠に有難うございます……」 蕪木は深々と頭を下げると、目隠しをしたままの春太を二人の間に座らせ、言葉を続けた。 「初めてのことですので、恐怖感を与えぬよう目隠しのまま、お願い致します……」 「ならば仕方が無いな……、それにしても……やはり誘うような躯体だ……」 「もう、初めてもいいのか?」 男たちは蕪木の言葉を待つ迄も無く春太に触り始めていた。細腰と脚を撫で、今か今かと蕪木の言葉を待っている。 「では、これより1時間……1番テーブル様による開通式を執り行います。皆さまでごゆっくりと、お愉しみ下さいませ……」 蕪木は、手慣れた手つきでチャイナ服のホックを外してゆく。 春太は生まれたままの姿にされ、両サイドの男は春太の躯体にむしゃぶりつくように求め始めた。一人の男は、すぐに深く長い舌を絡める口付けをして、指先では春太の乳首を交互に指先で嬲っている。もう一人はすぐに春太の陰茎を口に含み、ジュルジュルと音を立てて吸い上げる。 「あ……っ! ゃあ……っ、あっ、あっ!!」 春太は急に襲ってきた快感の嵐に悶えたが、二人掛かりでの刺激は春太にとっては恐怖心を煽るものだった。 「と……ともひ……ろっ……」 春太が譫言(うわごと)のように何度も智宏を求め声を上げると、1番の一人が口付けから顔を離し、蕪木に尋ねる。 「この子は智宏くんを求めているように見える。智宏くんはもう一人の初物だったと思うが、今どうしているのだね?」 「別室で、搾精を行っております」 蕪木が淡々と答えた。 「まだ大声を出すとは言っていたが、春太くんは智宏くんを求めているようだ。……これは提案なんだが、智宏くんの分の薔薇を私たちが言い値で出したら、開通式をより盛り上げることができるんじゃないかね?」 「それはどういう趣旨のご相談でしょうか……」 蕪木は訝しげに客に聞く。 「春太くんの開通式を智宏くんにして貰い、繋がった少年たちの性欲を私たちで煽りながら、愉しむ……、そういう趣旨だ……」 「いえ……、智宏はまだ慣れておらず、お客様に反抗してしまうかもしれないので……」 蕪木がそこまで声をかけると、後ろからいつの間にか来ていた燕尾服姿の富田が声をかけた。 「反抗はもうないと思います……、蕪木さん……」 「富田……、それはどういう意味ですか?」 「すっかり乳首を弄られながらイくことを覚えさせましたから……」 ふふ、と笑いながら富田は答えた。 「今じゃすっかり大人しくなって、催淫剤で何度も搾精したのに、陰茎は衰えていません……。あと、乳首を弄ってやらないとイけなくなったようでして……、あ……、挿入はまだできませんが……」 1番の客は、それを聞くと、ニタリとした笑みを顔に張り付かせながら言葉を挟んだ。 「蕪木さん、部下もこう言ってるんだから、春太くんの望みを叶えてやりましょうよ……」 蕪木は難しい顔をしていたが、暫くすると春太に声を掛けた。 「春太……、お客さんたちが智宏を呼びたいって言ってるんだけど、呼んでもいい?」 「と、ともひろ……、会いたい……」 春太にかけられた布製の目隠しが涙でジワリと濡れる。蕪木はそれを見ると、春太の頭をサラリと撫で、また客たちに向かい言葉を紡いだ。 「……分かりました。現在の開通式を停止し、この場に智宏を連れてきて開通式を執り行います……。しかし……、無料という事には出来かねますますので、1番テーブル様にお支払い頂くのは春太と同額をお支払い頂きます」 「あっはっはっ、相変わらず蕪木は守銭奴だなぁ……、全く構わんよ……。どうせ私たちよりも金が出せる客はこの中にはいなさそうですからねぇ……」 1番の男が大声でイヤミを言いながら笑ってそう言い放つと、他の客は少し呆れたような溜息を漏らし、ザワついた。 「いい気になっているが、まだ顔も何も分からない子相手にあの態度は……」 「そうですね……、ここのルールよりも、ご自分たち優先のように見えるところが少々……」 「皆さん本当にごもっともで、少年たちを愛で、気持ちよく開花させるのが我々の愉しみ方なのに……」 富田はそんな中、踵を返し、智宏の部屋に向かった。 ガチャリとロックを外し、富田が部屋に入ると、智宏は機械に翻弄されつつもイけなかったようで半分泣いていた。精子が入る筈の瓶は何も入っておらず、ただ陰茎を勃起させて苦しそうな状態のまま息が上がっている。 「おやおや、苦しそうな顔をして……、機械だけではイけなかったとは、乳首がそんなに悦かったんですか……?」 富田は頭を撫で、イきそうでイけない智宏の陰茎から機械を取り外した。 「ぁあ……ッ、そ、れ……とらな……でっ……」 「あぁ……、もっと刺激が欲しいんですね。でも、……すぐに智宏くんも気持ちよくなるところにお連れしますよ……」 「ど、こに……?」 息も絶え絶えになりつつ、智宏は必死に聞いたが、クスリと笑うだけで教えてはくれなかった。富田は催淫剤を智宏の口内にもたっぷりと塗り込め、少しだけ乳首を弄ってやった。 「んぁあっ……! あっ……ぁあ……っ」 「すっかりひとまわり大きくなって、いい色だし、敏感になりましたね……」 富田は智宏の拘束を解き、肌が透けるかのような薄い布を被せると、おもむろに抱き上げて今来た方角へどんどん進んでいく。智宏は、どこに連れて行かれるのか恐怖心を抱きつつも、催淫剤の虜になり乳首と陰茎が熱くなるばかりで、何も言えずに俯いていた。 「智宏は今日何回イくことができるのか、楽しみですね……」 富田はそう言うと、レストランの中に智宏を連れて入ってゆく。 「お待たせしました」 蕪木は富田の声で振り返ると、智宏の様子を見て呆れた顔をした。 「富田……、また貴方は悪戯しましたね……?」 「すみません、私はこういう男の子らしい子が本当に好きでして……」 富田は大袈裟に肩を竦めると、客たちの中に割って入り、智宏を客によく見えるよう春太の隣に座らせた。 「おぉ……、これが例のもう一人ですか……」 「これはまた、……タイプが違うが、悦い声を出しそうですねぇ……」 「なんといやらしい躯体なんでしょう……、春太くんとの交尾が愉しみだ……」 客たちはザワめき、智宏を値踏みするような視線でいたが、智宏は春太を見つけると春太に抱きついた。 「……は、……春太……ッ!!」 蕪木は春太の耳元で、智宏が隣に来たことを告げ、目隠しを外した。 「と……、智……宏……っ!!」 春太も智宏に縋り付き、抱き合った二人を客たちが舐めるように凝視している。 「それでは、智宏に拠る春太の開通式を執り行います」 「おぉ、待ちかねた場面が……」 「すぐ開通式だとは……、智宏くんにそれができるのでしょうかね……」 「いきなりとは……、いささか刺激が強いのでは……」 客たちはザワついてはいるが、蕪木は続けて言葉を放つ。 「それでは、二人の誘導を私と富田が行い、始めさせて頂きます……。1番テーブル様は一番前でご鑑賞をお願い致します。無事に開通できましたら、その後にお愉しみくださいませ」 1番テーブルの男たちをすぐ目の前に移動させると、蕪木は優しく春太を後ろから抱き締め、富田を智宏の背後に座らせた。抱き合う二人の背後から蕪木と富田は指を滑らせ、二人の乳首を摘まんで揉みし抱く。 「ぁああ……っ!! やぁ……っ!!」 「あ……っ、んあ……っ……あっ……」 二人は突然の刺激に翻弄されながらも抱き合い、離れようとはしなかったが、春太が先に声を上げた。 「と……、智宏にさわんないで……っ!!」 蕪木はそっと焦る春太を抱き留め、片方の手をまだブジーが挿入っている陰茎を扱きながら、春太の耳元で囁きかける。 「春太……、見て……。智宏はいやなことをされていないよ……、ちゃんと智宏の顔を見て……」 「あ……っ、ぁあ……っ!! ち、くび……きも……ち、ぃい……」 智宏は乳首と陰茎への刺激で頬を真っ赤に染め、今にもイきそうな程だったが、さんざん搾精された陰茎は萎える様子も無かった。蕪木に刺激を与えられながらそれを見た春太は、夢に見た智宏の気持ちよさそうな顔を間近で見て、言葉を失った。 「…………」 「智宏に抱いて貰うチャンスをあげる……、さ、春太……、こっちを向いてごらん?」 蕪木は真っ赤になった春太の頬を撫で、向きを変えさせ、智宏に見えるように拡張器をゆっくり出し挿れさせる。 「あああ……っ、やぁ……っ、ん……っ、ぁあああ……っ」 富田も智宏の耳元で囁き、智宏の性欲をどんどん煽っている。 「智宏……、春太のお尻を見てごらん……。ほら、あんなに太いエッチなオモチャを挿れられて、気持ちよさそうにしてる。変な男から春太を守りたかったら、智宏のおちんちんを春太に挿れてあげないと……ね。乳首は私が弄ってあげるから、最高に気持ちよくなるよ……」 「ち……、くび……」 「快感は約束するよ……、さ、その大きく勃起したモノを春太くんに挿れてあげて……」 智宏は性欲に抗えず、富田に背後から春太の方に押されると、そのまま春太のすぐ後ろまで近寄った。蕪木はそれを見て取ると、すぐに春太の拡張器を外し、客たちに声をかける。 「それでは、遅くなっておりましたが、開通式を執り行います。お客様に於かれましては、存分にお愉しみくださいませ……」 富田は智宏の陰茎を春太の後孔にあてがい、そのまま腰を押した。智宏の陰茎は、春太の後孔に少しづつ挿入ってゆく。 「あ……っ、と……智宏……っ! んぅ……んっ……」 春太は夢にまで見ていた智宏の陰茎を与えられ、躯体をピンクに染めたまま逃げることもなく受け入れてゆく。智宏は春太の小さな小さな後孔に締め付けられ、その気持ちよさに驚きつつも、富田の指から与えられる乳首への刺激で快感を享受していった。 「ん……っ、ぁあ……っ!!」 後孔に智宏の陰茎が最後まで沈むと、春太は快感の渦に巻き込まれる。 「んぁっ、ぁああああああああッ!!」 客たちは喉元を鳴らし、二人を見守りながら、興奮の熱気がレストラン内を包み込む。 「気持ちよくなるように動いてごらん……」 富田が智宏に声をかけると、智宏はそのまま出し挿れをし始めた。クチュリ、クチュリとゆっくりながらも水音が客たちにも聞こえ、二人の小さな喘ぎ声は客たちを熱狂の渦に巻き込んでゆく。少し手をバタ付かせた春太の腕は、すぐ側にいる客が手伝い、動けないように掴まれた。 「あっ、あ……っ、あ……ぁあっ、んっ……、お……おっきぃ……っ」 「春太……、智宏に抱いて貰えて良かったね……。もっと気持ちよくしてあげる……」 蕪木はそう声をかけると、春太の勃起した陰茎を掴み、ブジーを少し奥に押し込んでから扱き始めた。 「ぁあ……ッ、それ、だ、め……っ!!」 智宏は乳首を弄られながらのセックスが気持ちいいようで、だんだん腰使いが荒くなり、春太の後孔に打ち込む音は肌がぶつかるパン、パンという規則的な音に変わっていった。その音を聞いた客たちは、満足げに少しザワついている。 「これはまたいいものを見られましたな……」 「……あぁ、なんと美しいことか……」 「春太くんもいいが、智宏くんのあの乳首……、なんとも言えない艶がありますねぇ……」 蕪木は暫く二人の交わりを見ていたが、智宏の腰使いが激しくなると、客たちに声を掛けた。 「無事に開通致しました。皆さま、乾杯致しましょう!」 その言葉を受け、拍手が巻き起こる。 「ローズパレスに乾杯!」 客たちはそう声を出し、グラスのシャンパンを皆一気に飲み干した。 蕪木は改めて春太と智宏の口に催淫剤を塗り込み、その後、二人は1番テーブルの男たちに引き継がれた。男たちは二人を交わらせながら、春太のブジーを出し挿れして陰茎を扱いたり、智宏の乳首をキツく摘まんで揉みし抱いたりしている。客たちはそれを固唾をのんで見守り、皆それぞれの愉しみ方をしながら酒を酌み交わす。 その夜……催淫剤で狂った二人は、イくこともできないままに男たちに快感を与えられ、1時間に渡る開通式の終わりまで交わり続けた。開通式が終わると、二人はすぐに気を失い、ソファに繋がったまま倒れ込む。 蕪木は智宏と春太をそっと引き離すと、春太からブジーは取らずにまた拡張器を挿れ、智宏には弛緩剤を塗った小さな拡張器を挿れた。 客たちはそこまで見届けると、皆それぞれの部屋に帰ってゆく。ただ、1番テーブルの男たちは射精が出来なかったという理由からそこに残った。これは、いつもそうなのだが、蕪木はそのクレームの責任として男たちを受け入れる。客がイけなかった場合には、他の客がいなくなってから男に抱かれるのだ。 1番テーブルの男たちは、蕪木のパンツと下着を少し乱暴に引き下ろすと、ソファに四つん這いにさせ、年上の男からすぐに熱く猛った陰茎を蕪木に挿れバックで奥まで突いた。 「あぁ……っ、ん……っ、ぁああ……っ」 蕪木は艶のある声を漏らし、慣れた刺激に甘い快感を感じながら、男の陰茎を受け入れている。富田はその行為が始まると、春太と智宏を順番に部屋に運び、四肢を拘束してそれぞれのベッドに寝かせた。 「本当にここは狂乱の館だなぁ……、まぁ……俺も、この状況が嫌いではないから一緒か……」 富田はそう言いながら気を失った智宏のベッドに腰掛けると、気を失ったままの智宏の赤くなった乳首をまたキツく摘まみ、揉みし抱く。そして、暫くすると満足したかのように腰を上げ、またレストランに戻っていった。 ~つづく~

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