……抱いて、床に押し倒して、 胸元へ指を潜り込ませた。 「……あっ、」 ーー彼の体を抱いていれば、気は紛れて何も考えられずに済んだ。 乳首を弄りながら下を脱がして、 用意していたローションをたっぷりと後ろの孔に擦り込んだ。 ネチネチと粘着質な音が響く。 感じる乳首を触りつつ、潤って緩くなってきたのをさらに念入りにほぐしていく。 だいぶ広がってきたのを確かめて、自分のを少しこすって柔らか目に勃たせた。 自身にもローションを塗りつけて、先端をあてがった。 先をちょっとだけ入れると、 「……あっ、く！」 苦しそうな声が聞こえて、 「……大丈夫ですか」 と、返すと、 「……いっ…つ…」 痛みが訴えられて、 「……こっちも、してあげますから、気を逸らしていてください…」 前方へ手を回した。 「…あぁ…っ」 手で上下させながら、少しずつ中へと沈めていく。