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第3話
「ねぇ〜誠くん今日もお家行っていい?」
これは毎日のこと
高校入って間もない頃は一緒に登校していたのに唯川が誠にくっつくようになってからは俺は1人ぼっちの登校になった
そして見せつけるかのように唯川は登校中に俺の前を誠とベタベタくっつきながら歩いている。
誠と唯川は二組だが俺は一組
クラスも離れて心の距離も離れた…
自分で言ってて悲しくなってくる
ちなみに幼馴染の冬馬はこのエスカレーターを出て違う高校へ入学したから一緒に登校できないし
冬馬は俺たちのこと応援してくれてたし、何回も相談に乗ってくれた。
今回も冬馬に相談してみようかな…
『放課後相談があるんだけど』
というメールを送ってスマホをポケットにしまった。
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