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第4話
放課後スマホを確認してみると冬馬から返信が来ていた
『わかった、じゃあ高校まで迎えにいくから』
返信を確認してから窓の外を見ると校門のところに冬馬が壁に寄っかかっていた
俺は急いで校門へ向かった
「冬馬!ごめん、おまたせ」
「いや、全然待ってないから大丈夫」
そう言ってニカッと笑う冬馬はやっぱりイケメンだ
「そういや誠は?今日は一緒じゃないのか?」
帰り道を歩いている途中で聞かれる
「今日はそのことで相談があって…」
あのね…と今までの事を冬馬に話しているうちに家に着いてしまった
話を聞き終えた冬馬はとても怖い顔をしていた
とりあえずうち上がって…と玄関のドアを開けるといきなり冬馬が俺を押し倒した
そして冒頭に戻るというわけだ
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