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第68話
「俺中学もここだったから一緒だったんだけど、もっと早く話してればよかったな」
「そ、そうだね…」
ニカッと眩しいくらいの笑顔を向けられつい照れてしまう。
「俺中学の時冬馬と結構仲良かったんだ!だから最近冬馬と皐月帰ってるの見てちょっとびっくりした」
「え、そうなの?」
中学の時を知ってるなら俺と冬馬結構一緒にいた気がするけど。
「だってあいつ全然俺に皐月のこと話してくれねぇんだぜ!」
「なんで…?」
「さぁ?俺もよくわかんねぇけど、冬馬もいなくなって仲良くなれて良かった~」
なんで俺と大月くんを合わせたくなかったんだ?
やっぱり冬馬の考えてることはよくわかんないや…
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