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第77話

今日は誠も冬馬も放課後用事があるらしくて一人で帰ることになっていた。 放課後で降り続いている雨のせいでなかなか帰れず、昇降口で困っていると 「傘持ってないの?」 「あ、唯川…」 「僕は置き傘有るからね。あ、いれてなんてあげないから」 なんだこいつ、嫌味言うだけに声掛けてきたのか? ま、いいか 雨上がらなそうだし走って帰るか… うわ、びしょ濡れだ… なんか寒い… とりあえずシャワー浴びようっと 風呂から上がって体が温まると急にだるくなってきてそのまま寝た。

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