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第33話

悟side 「ふふ、呼び出してごめんねヒロ君」 あの後僕はヒロ君を携帯で呼び出した。 「いや…それで話って何?」 ヒロ君も緊張してるみたい。 「僕の、最後の告白」 僕がそう言うとヒロ君は驚いた顔をする。 「別にね、約束とかヒロ君のことを忘れていた訳じゃないんだ」 そう、一人でいる時はいつも思い出していた。 「ヒロ君が学校に来た時、ヒロ君こっちを見なかったからヒロ君は僕のこと忘れてるんじゃないかなって思った」 全体を把握するのにこっちを見ないのは当たり前のことなのに。 「それでもいいって思った。忘れたなら忘れてしまったなら…関わらないでいようって思ってたから」 真っ直ぐヒロ君のことが見れなくて俯く。 ヒロ君、どんな顔してるかな。 でもヒロ君は覚えてたんだよね…だからさ、言わせて? 僕の瞳が真っ直ぐにヒロ君を捉える。 「ずっと言ってるけど、僕はヒロ君が好きだよ」 出会ったあの時から。 「そしてきっとこれからもずっと好きでいる」 答えはもう分かってるから。 これは僕の自己満足に過ぎない。 だから最後は笑って…。 「ごめんね、もう言わないから…っ」 泣くな、泣くな、泣くなっ! 「僕はずっと君だけを想ってる」 その場から走り去る。 あそこにいたら堪えた涙も我慢できない。 「龍二と柊になんて言おう」 2人は優しいからきっと全部聞いてくれるだろうな、なんて考えながら僕は教室に向かった。

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