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 張り詰めた幼い花芯が、指で扱く度にピクンと揺れる。  余り濡れてもいない屹立はまだ形も幼い。 「射精、したことは?」  ふるふると、左右に振られる顔に氷室は背中がゾクリとした。  自慰も知らず、未だ精通すらしてない、そんな無垢な体を璃音は差し出したのだから…。 「可愛い璃音の初めてを、沢山奪うけど…本当に後悔しないんだな?」  身の内を苛む熱にうかされながら、璃音はゆっくり頷く。  氷室の中のリミッターが弾け飛んだように、璃音の中の何かも取り払われたのか、瞳は潤み、顔は、なまめかしさを帯びている。  堪らずに、氷室は璃音の幼い欲望に舌を這わせた。 「ん…ッ、は…………あぁあっ!!」  突然、中心に濡れた感触が襲い、根元から先端に向けてねぶられ、璃音は背中が引き攣れる。 「ひあ…っ、ああああっ」  何一つ、性的経験の無い体に、突然与えられた濃密な愛撫に、喘ぐ事しかできない。  助けを求めて目をやると、愛しげに璃音のものを口に含み、情欲に染まった氷室と目が合った。  目が合ったまま反らす事も出来ず、中心が嬲られる光景に意識が飛びそうになる。 「そんなとこ、汚いのに…どうして…っ」  喘ぎながら、氷室の顔に手を伸ばす。  間違えてくわえてしまったんだろう、そう思ったから。  幼く、性に疎い璃音は知らなかった。  相手の性器を口で悦ばせる、口淫というものがあることを。 「氷室…さん…っ」  頬に触れようとした瞬間、璃音の両手は体の両脇に押さえ込まれた。 「龍嗣と呼びなさい」  裏側に、ねっとりと舌が這う。 「あっ、は…あああっ!」  お仕置きとばかりに張り詰める花芯が口に含まれ、強く吸われた。 「りょ…う…じ…っ」  甘く啼くように名前を呼ぶと、見せ付けるようにして璃音の花芯にキスをする。 「いい子だ…。  これはね、愛し合う時にだけ、してもいい行為なんだ。  璃音があんまり可愛い事を言うから、最高に気持ち良くしてあげたくなったよ…」  ふっ、と、優しい眼差しで見つめる氷室が無性に愛しくなる。  力が抜けたのを見抜き、再び口腔に含まれて、完全に押さえ込まれた璃音の体は、快感に震えるしか出来なかった。

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