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 じゃれ合いながらシャワーを浴びている途中で、璃音は氷室に準備の仕方を教えられた。  教える…というより、抱く前から全部自分がするから任せろと言われ、璃音は赤面してしまったのだが…。  氷室自身がニコニコしながら準備だの処理をするので、逆らえないまま綺麗に準備を施されて。  氷室の着替え用で置かれていたパジャマの一着を二人で分け合い、氷室がズボンを穿き、璃音がシャツを羽織った。  その大きなシャツに包まれて、ベッドの上で髪を拭われている内に、自分の姿態を思い出して赤面する璃音。  氷室の指が頭から首筋に降りてきて、紅い痕をなぞっていく。  薄い肌を掠めていく指が、体に燻る余韻に火を着けた。  璃音の鼓動が大きく跳ねたのを、氷室はきっと気がついただろう…。  熱く燃えそうな顔を上げると、氷室が穏やかに微笑み、こめかみに口づけた。 「璃音…?」  こめかみから首筋に唇を滑らせ、首筋には痕がつくようにきつく吸う。  それだけで、体中に電流が走り、吐息が甘くなる。  小猫の様に震える体を氷室の腕が包み込み、そうっと唇を重ねた。  角度を変えて、何度も何度も啄む唇を璃音は愛しげに啄み返す。  息をつこうと開けた唇を割って、氷室の舌が滑り込んできた。 「ん…、んん…っ」  舌が絡み合い、甘い吐息と唾液までが混ざり合う。  体が芯から蕩けるようで、どんどん力が抜けていく。 「あ…ッ」  足腰の踏ん張りが利かず、腰掛けていたベッドの上に倒れ込み、氷室の…愛しい龍嗣の体に組み敷かれた。  芯が通って固くなった胸の蕾がシャツの上から摘まれ、下半身を痺れさせる。 「あ……っ、ああッ!!」  二つの蕾を摘まれて、璃音の腰が揺れ動く。  何一つ抵抗しない体に唇と指を這わせ、龍嗣がシャツの釦を外していく。  釦が外れる度に、上気する肌に落とされる唇もどんどん下へと降りて行き…、最後の釦が外れたところで、璃音の花芯に唇が落とされた。 「は…ぁッ、あ…ん、あ…ッ!!」  根元から先へ煽る様に舌を這わせた後、蜜嚢を指で包み込みながら根元まで口に含む。 「あッ、あああ…、んっ、や……ぁんっ!!」 「君は、ここを揉みながら舐めると、本当に可愛い反応をする…」  鈴口から蜜を零す璃音の花芯を舌で責めながら、龍嗣は璃音の素直な反応に笑みを零した。

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