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ギッ、ギシッ
ギッ、ギシッ
龍嗣が璃音を揺さ振る度に、ベッドが軋む音がする。
「あ…っ、ふ…ぁ…っ、んあ…ぁっ!!」
最奥を穿つ雄刀に、体の芯が蕩けていく。
「あ……、ぅ…あっ、あああっ!!」
中のコリコリとする部分を龍嗣の切っ先が掠めて行き、璃音の全身に電流が走った。
頭を乗せていた枕に両手で掴まっているのだが、強烈な快楽に負けて指が外れてしまう。
なのに、リボンでグルグル巻かれて縛られた花芯を、龍嗣の手が捕らえた。
「ひぁ………っ、ん…ぅっ、や…ぁうっ!!」
最奥を穿ちながら蜜嚢と花芯を捕らえられて、口からもれるのは悲鳴のような嬌声ばかり。
はらはらと涙を零し啼く璃音の声は、金糸雀か小夜啼鳥の様…。
此の世の如何なる鳥も、遍(あまね)く総ての楽器すらも凌駕するかのような、そんな妙なる声が耳を打つ。
少年でもなく少女でもない。
少女でもあり少年でもある…。
そんな不思議な存在に見える璃音を最奥まで穿ち、責め立て、啼かす事が、ここまで嬉しいものだとは…。
龍嗣は、この上ない悦びに打ち震えるような気持ちになった。
「…ふ、く…ぅっ………。
今日の璃音は、堪らなく可愛くて…綺麗で淫らだな…」
「あ……ふぁ…っ、んあ…ぁああ…っ!!
や…、やぁ…っ、そんなにグリグリしたら…、んあっ!!
だめ…、そんなにしちゃ…、達っちゃ…、あ…んっ!!」
トロリと、鈴口から蜜が零れる。
限界を越えた璃音を更に突き上げて、璃音に腰を打ち付ける龍嗣。
璃音に打ち付けられるバチン、バチン!!という音と、結合部分が立てる淫らな水音…、そして、ベッドの軋む音が響き、二人を煽りたてる。
「やっ、やあぁあああッ!!
達くっ、達っちゃ…うぅ…っ、変になるっ、変に…な…っちゃう…っ!!」
きゅうきゅうと龍嗣を締め付ける後蕾。
腰を捩じりたて、意識してもいないのに、自然に揺れる腰…。
龍嗣の灼熱の雄刀と白蜜を欲して揺れる腰は、もう止めようがない。
パンッ!!パンッ!!
ギシッ!!ギシッ!!
グチュグチュ、ぬぷっ!!
耳を打つのは恥ずかしい音ばかりで、璃音は灼き切れた意識のどこかで啼き続ける。
「龍嗣…、溶けちゃう…っ、あぁっ!! 頭の中、溶けちゃぅう……んっ!!」
鳴くしか出来ない璃音を、龍嗣は更に責め立てた。
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