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放課後のあの子♡

HRが終わって、さぶちゃんを見ると慌てて教室から出て行こうとしている。 そんなことさせてたまるかっ! 俺はそれを全速力で追いかけた。 うわぁ、やっぱりさぶちゃん足が速い。 だけどね、俺も負けらんないのっ!! 「さぶちゃん、つーかまえたっ!」 がっしり手首を捕まえてもう離さない。 「離せっ!私は天界へ帰宅せねばならぬのだ!偉大なる父に今日の出来事を話さねばならぬのだ!!」 「え?」 俺はさぶちゃんの耳元に口を寄せた。 「朝、俺に名前呼ばれて、おちんちんぐしょくしょにして勃っちゃったって、言うの?我慢出来ないって手をにぎにぎして来たよね?それに、授業中俺の方見て内腿擦り合わせて気持ちいくなってた事も?」 さぶちゃんの顔が真っ赤になって、俺の口を両手で塞いだ。 「れ、玲ちゃんの馬鹿者め!僕がそんな訳ないだろう!!」 素が出てきてるし。 「じゃあ、確かめてみる?俺ん家、行こう」 さぶちゃんの腕を問答無用で引っ張って歩き出す。 家に、ジュースとかまだあったかなぁ?

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