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昼食のあの子♡

お昼休みの鐘がなって、俺は購買に行こうと席をたった。 さぶちゃんを俺の家に泊まらせたけど、いつも購買だから問題ないよね。 その時、クイッと制服の袖を引っ張られた。 「ん?さぶちゃん、どうしたの?」 引っ張られた方向を向けば、さぶちゃんが少し照れた様子でモジモジしていた。 「昼...昼...」 「お昼?お昼がどうしたの?」 さぶちゃんはいっつも誰もこない教室で、窓の外を見ながら食べるんだよね。 一回一緒に食べようかと後を追ったんだけど、その姿を見たら邪魔出来なかったんだ。 ほら、さぶちゃん顔がきれいだから絵になるっていうか。 そんなこと思い出していたら、さぶちゃんが言った。 「わ、私の特別な場所に連れて行ってやる!だから、昼食を買ったら付いて来るが良い!!」 連れて行ってくれるんだ!俺は嬉しくなって、満面の笑みで頷いた。 さぶちゃんは俺に心を許してくれてるんだなって思った。 そして、さぶちゃん可愛い。

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