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お家のあの子♡ラスト

あの後ハッスルしまくって、さぶちゃんが気絶してしまいました。 お風呂に入れてあげて、ベッドでスヤスヤ。 流石に可哀想だなって思ったし、朝から何やってんだって感じ。 「お昼作ってあげよっと」 1人だし、それなりには作れるからね。 どう?彼氏ポイント高いでしょ? さぶちゃんはあんまり甘いもの好きじゃないけど、折角ケーキ買って来てくれたから(お母さんが)デザートはそれにして。 あ、ちゃんビターチョコのケーキある。 やっぱり分かってるね、お母さん。 「オムライスでいっかー」 簡単だからよく作るし、一番自信あるからね。 暫くしてオムライスが出来た頃に、さぶちゃんがよたよたと寝室から出て来た。 「起きた?昼ご飯出来たけど食べられる?」 「....食べる」 ストン、と椅子に座って小さな声でいただきますを言う。 可愛い。 もぐもぐと咀嚼する小さなお口も可愛い。 「さーぶちゃん」 「...なんだ」 「また遊びに来てね?」 コテンと頭を傾げれば、さぶちゃんは視線を彷徨わせて。 「うん...」 やっぱり可愛い!

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