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おまけ-2

「玲、ずいぶん余裕があるな……」  口の端を上げて周防が笑う。その笑顔がなぜか怖い。 「トモ……、何……?」 「抱かれている最中に、考え事とは……」  突然、深い位置まで一気に貫かれた。 「あっ、や……っ」  そのまま、何度か強く突かれて悲鳴を上げた。 「あ、トモ……っ、あ、ああ……っ」 「初心者だと思って、ずいぶん手加減していたんだ。でも、その必要はないみたいだね」  脚を高く持ち上げられ、結合部分の角度が変わる。さらに奥まで勢いよく突かれた。 「あ、いや……っ」  深い、と叫びながら首を左右に振る。 「あ、やだ……、トモ……。あああ、トモが……、お腹の中……、あああっ」 「玲が、悪い子、だから、だよ」  腰を使って強く突き上げながら、周防が窘たしなめた。 「悪い子だ……」 「あ、あ、ごめ……、ひぃ……ん、ああ……、ごめん、なさい……っ」  激しく突き上げられ、いや、と悲鳴を上げながらも、玲の中心はそれまで以上に硬く張り詰めていった。  いや、ダメ、と繰り返しながら、身体は快楽に溺れてゆく。流される。 「ああ……、トモ……、トモ……っ」  周防の活塞が速くなり、身体をガクガク揺さぶられた。大きな動きで前後に突き上げながら、周防はさらに奥まで抉ろうとする。 「あ、待……っ、ああ……っ」  臍に届くかと思うほど、深い場所まで貫かれた。 「あ、やあ……っ」 「玲……」

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