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第35話+α

帰って来たときから何処かなおの様子がおかしい 何処が?と聞かれれば答えようのない曖昧なもので...... なにかを抱え込んでいるらしい小さな身体をギュッと抱き締めてソファーに座った そのまま、洋画チャンネルで映画を鑑賞する 物語がクライマックスに近づいていく所で主人公とヒロインの少々濃厚なベッドシーン 抱え込んだなおの身体が熱を持ち始めた 暫くなにも言わずに見ていると私から離れようとしているではないか 慌てて引き留めて下着の中へ手を忍ばせると蒸れてグショグショになっていた 後ろに指を伸ばして周りを解すと濡れたそこは、難なく指を迎え入れた 「もう2本挿ったよ、なお」 「ふっ、いや、挿れちゃいやっ......おかしくなっちゃ......」 引き抜いて指を彼の目の前で開いてみせる 当然、蜜を纏った2本の指を離すと透明な糸をいくつか引きながら離れる 「溢れて......もう、指じゃ掬いきれないよ」 「いやっ......や......しい、せんせっ......やらしぃ」 「ん?私の指をこんな風に濡らしたのはなお、君のここだよ」 シャツを捲ってお臍の下のところを指でコツコツ叩く 「んんっだって......き、ちよて......溢れてくるんだ......もっ!なおの、せじゃ......なっ」 今日は、いつになく疲れて見えるのに感度がいい 「なお、君の場合はね。前立腺は、膣の途中ここにある」 ふにゃ!いっ!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 前立腺を擦った瞬間 背中を弓なりにしならせて高い嬌声をあげながらイって気を失った 余程気を張っていたのだろう 寝室へ運んで身体を綺麗にしてそのまま布団をかけた 「おやすみ、なお」

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