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第40話
只今の時刻、21:47
料理も一通り全ていただいた。満腹です
今は、水菓子を待ってます
「こね〜な、望月先生」
遥の声にピクッと反応してしまいました、失敗です
「遥マイナス47点」
「えぇ!?なんでだよ、減点魔」
「お前が余計な事しか言わないからだろ。いい加減気づけよ」
「ヒドイぞ、フミくんっ。遥〜泣いちゃうぞ」
「泣けよ。老廃物流れてましな事言える様になるかもよ?」
果たして先生は、僕を迎えに来てくれるんだろうか?
約束の時間まで後1時間
ポッケに入れていた携帯が震える
開くと望月伊織からメール受信の文字
“絶対に迎えにいきます いおり”
「!」
涙が出るかと思った
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