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第1話

「帝早く皇后様をお決めになり お世継ぎを・・」 「分かっている!だが今は 国の基盤を安定させるのが 先であろう」 龍国のトップである龍清は重臣達と 朝の会議で揉めていた。 歴代の帝達は20歳で結婚し皇后を (めと)るが当たり前だった。 しかし、龍清は例外だ。 「帝が仰っている事も一理あります。 しかし、お世継ぎがいないという 今の状況が国を揺るがすと お分かりでしょう!」 「そうです帝、どうかお考え下さい 」 必死になって訴える重臣達を横目に 龍清は一切告げることなく 会議堂を後にした。

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