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好き、気持ちい、嬉しい
R18シーンがあります。
18歳未満の方は閲覧をお控え下さい。
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山奥にあるとある全寮制の男子校
この学園では教養の一貫として
男性同士の性交を指導していた。
寮の同室者とペアになり、
それぞれのペースで
プログラムを進めていく。
そんな学園に中等部から通っている
藤崎 清蘭 は
同室であり片思い中の相手
白澤 圭人 と
性交の真っ最中だった。
「ふぅっんっ、あっ、あぁぁ!」
うつ伏せにされ、
後ろから犯されている。
気持ちよさに喘ぎが止まらず、
手で口を塞ごうにも力が入らない。
「んゃぁ!きもちっ!はぁっ!」
なおも激しく挿入を続ける圭人。
清蘭の後孔からは水音が響く。
ずちゅっ、ずちゅっ、ずちゃっ。
ちゅっくちゅっく、つちゃっ。
「んぁっ!ふぅぅんっっ!」
圭人が角度を変えるたび、
清蘭は違った快感に悶えた。
「んにゃぁ、それっ、やぁ、っ」
身を捩って悶える清蘭。
圭人は満足気に微笑み、
今度は焦らすようにゆっくりと
清蘭に挿入っているそれを抜いていく。
ずずっ、ずちゃっ。
「んぁ!や!やだっ!抜かないでっ!」
ぐちゅっ!!!
「んぅっ!あぁぁぁっ!!」
清蘭の願いに、圭人は
ギリギリまで引き抜いたそれを
一息に突き立てた。
そして、清蘭の肩と腰を強く掴み
最奥にぐいぐいと押し付ける。
ぐぐぐっ、っちゃっ。
「っはぁん!ぅぅっ、おくっ、おくきてる!」
ぐち、ぐちっ、ぐちゅ。
「んゃぁぁっ、きもち、きもちぃぃっ、」
こね回すようにしてぐちゃぐちゃと
奥をくすぐり続ける圭人。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ、くちゃっ。
「藤崎、中、ビクビクしてる。」
ぐじゅじゅ、くちやっ、ぐちゅっ!
「んんぅっ、だって、きもちっ、ん」
「ん、俺もいいよ。」
圭人はまるで愛するひとにするように、
優しい声で囁き、するりと腰を撫でる。
耐えかねた清蘭は絶頂を迎えそうになる。
「あぁっ!しらさわっ!
まって、イきそっ、んっ!」
ぐちゅっ、ぐちゅっ!
「ん、いいよ、イキな。」
ずちゅっ、ずちゅっ、ぐちゃっ!
清蘭の制止に腰を止めるどころか
より激しさを増す圭人。
ぐちゅぐちゅっぐちゅぐちゃっ!!
「んんぅっ、しらさっわっ!まっ、いぐ!
しらさっわぁんっ!あぁぁぁっっんぅっ!
...っはぁ、はぁはぁっはぁっ、んんぅっ。」
懸命に体を捩るも、
圭人と向き合うことは叶わず、
背後から挿入られた格好のまま
清蘭は果ててしまった。
「平気か?」
後ろから抱き寄せるようにして、
耳元で尋ねる圭人。
「うんっ、へ、いき。」
清蘭の答えに微笑むと、
ちゅっと耳にキスを落とす。
「それじゃ、辛いだろうけど、
ちょっと我慢して。」
そう言うと圭人は、
挿入ったままのそれを動かし始める。
ぐちゅ、ぐちゅっ、ぐちゅ。
幾度となく身体を重ても、
射精後の挿入は痛みを伴う。
清蘭は少しの痛みを覚えるも、
圭人が精一杯、優しく、ゆっくりと
動かしてくれていることに微笑んだ。
教養の一貫とはいえ、
好きでもない相手と
こんなことをするのは辛いだろう。
だったらせめて、
気持ちよくなってもらいたい。
「ふぅっ、藤崎、いくよ?」
甘い声に赤面しながら清蘭は頷く。
「んんっぅ、っはぁっ。」
背後に感じる圭人の息づかい、
何度身体を重ねても重ならない心、
快感と不安が同時に押し寄せる。
好き、気持ちいい、嬉しい、
だけど、
決して思いが通じあうことはない。
混乱から逃れるように
清蘭はそっと目を閉じた。
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