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深いキスをされながらおちんちんを扱かれて、びくびくと跳ねる俺の体。我慢は苦手で、おにーさんに体を押し付けて自ら快感を拾い、俺は果てる。 「ンンッ、ぁ、んっ、はぁッ」 「いい子、ちゃんと精液出せたじゃん」 「ひぁぁあ!あっ、やっ、あっ、まっッ!!」 いい子って褒める割にその手は俺のおちんちんを撫でるから、たぶん面白がってる。俺の体が何を吐き出すか、楽しんでいたに違いない。 息も絶え絶えな俺を前に、いつか見たシリンジのようなものに潤滑用のゼリーを入れてるおにーさん。いつものローションと違うそれは高いって言ってたのに、以前も今日も惜しみなく使ってくれる。 「い、やっ、それ、入れるのやだあっ」 尿道用のおもちゃだって入れたくないけど、それもやだ!おしっこにしても精液にしても出す専門の場所なのに、入ってくるのが変で苦手だ。それでもあった方が入りやすいらしく、初心者の俺には欠かせないだろうとおにーさんはその行動をやめてはくれなかった。 「んんっ、ぅ、ぁっ、いあっ、はいっ、入って、くるぅッ」 「ちゃんと萎えていい子だな」 「だっ、ぁンッ、やだ、あぁっ」 そりゃ、そんなところに何か入れるって、怖いもん。なんでだか最後は気持ちよくておかしくなるけど、それまでの過程は恐怖しかないから萎えて当然だ。 シリンジに入っていたしいものを全部俺の中に詰め込み、漏れ出さないように親指で先端を抑えられる。潤滑剤のゼリーで滑りがいいそこを、クリクリといじってそこをパクパクさせる。 「ん、やっぱ入りそう」 「うぅっ、ゆっ、くり、だよっ」 「分かってる」 おにーさんがおもちゃを手にして、先端に充てがう。綿棒くらいの太さだけど、先だけど少し括れた形状。太さも形も最初に買ってくれたものより可愛らしく見えるけど、全然可愛くなんてなかった。 「いっ、ぐっ、ィッ、いあぁ」 ゆっくりだけど、着実に入ってくるそれ。 抉じ開けるように入ってくるそれはやっぱり痛くて堪らない。身をよじって逃げたいのに、そうすれば縛られると分かってるから暴れたりはしない。頑張ったら褒めてくれるから、その時にぎゅって抱きつきたいから、両手の自由は欠かせないのだ。 「いぅ、ィッ、痛あ、あっ」 「もうちょっと」 「んぅ、ぅっ、ふっ、、いあっ」 いやいやと首を振った時に視界に入ったそのおもちゃは、まだまだ長さを残していて、この暴力がまだ続くことを知る。 「もっ、む、りいっ、いああっ、もぉ、入んなッ」 「大丈夫」 「む、りい、ぁっ、ゔっ、」 それでもゆっくり押し入ってくるそれはどんどん俺の中に埋まっていき、そのほとんどが埋もれるかっていう時だった。 今までと全然違う、知らない快感が俺を襲った。 「ひあああっ!あぁ、ンっ、やっ、な、な?」 「届いた?」 「ああっ!まっ、あっ、ひゃんんッ」 突然やってきた快感はなんと言い表したらいいのか分かんない。だけど、それまでとは違う直接的な快感に俺は体をびくびく震わせる。 そんな俺を見ながら、意地悪く笑うおにーさんはそのおもちゃを最後まで入れようとゆっくり押し込んでくる。 「はぁうッ、まっ、ああっ!だ、めえっ」 「どう?こっちからいじんの」 「いやああん、いあっ、ぁう、んッ」 入れてるだけでこれって、だめ。この後どうせ抜き挿しするんでしょ?そこを擦って出て行って、また入ってくるなんてむり。ただでさえ抜かれるのは射精に似た気持ち良さがあるのに出せなくって、押し戻されて嫌なのにこんなのむりっ。 「む、むりいっ、ぁあん、やあっ」 「やっぱ長いといいな」 「いやああっ!」 「ちゃんと勃ったじゃん」 「う、うそだあっ!」 やだ、そんなの嘘だって言って! おにーさんはシーツを掴んでいた俺の手を取ってそこに触れさせる。間違いなく勃っている。なんで、と戸惑う俺を置いておにーさんはおもちゃを最後まで入れて、満足そうに俺のおちんちんを撫でた。 「んっ、やあ、さわっ、ちゃやだっ」 「パンパンだな」 「うぅッ、やぁ、あっ、ン」 「こっちからだとさ、後ろから触るより良いって聞いたことあんだけどどう?」 「アアッ!まっ、てえッ、あンッ!はぁッ、んンッ」 おもちゃを持って、ゆっくりと抜いていく。ただの棒状ならまだしも、先端が括れているそれがそこを擦るといきたくて仕方ない。と言っても、出せるはずもなくて快感は熱になって俺の体をジンジンと蝕む。 何度かそこを擦るように短い距離を抜き挿しされて、俺はどうしようもない快感に喘ぐ以外何もできないのに、気持ちいいかと聞いてくるおにーさんはなにも答えない俺には厳しい。 「どう?」 「ひぅっ、んあっ、あぁん!ぼ、ぼぉ」 「ぼ?」 「ぼぉ、りょ、くっ、うぁぁンッ!」 「暴力?」 「はあ、ンッ、ぅんっ」 これは間違いなく暴力。気持ち良さの、暴力だ。気持ちよくて堪らなくて、抜かれると射精しそうなのに許されることはなくて、その熱が体の中を暴れ回っている。

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