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いい子と頭を優しく撫でられると、もっと褒められたくて自ら奥まで咥えておにーさんの性器を出し入れする。口の中いっぱいを犯されるだけでも十分興奮するのに、今はそれだけじゃない。 おにーさんの足は俺の性器をふにふにといじめていて、止まらない先走りておにーさんの足が濡れている。 「気持ちいい?」 「っ、、」 「嘘はつくなよ」 「ぅ、ンッっ、んっ」 そこから口を離さず、こくこくと頷いた俺に満足そうなおにーさんはぐっと俺の頭を寄せて、奥に叩きつけるように欲望を吐き出した。 出てくるものを躊躇いなく飲んで、最後までちょうだいと夢中で吸っていたから俺は何にも気づいてなかった。 もう出ねえよとおにーさんにやんわりと頭を押されておにーさんの性器が俺の口の中から出て行く。ぼーっとおにーさんを眺めているとおにーさんは俺から視線を逸らしてじっと何かを見る。 「ふ、え?」 その視線を追って、え?となって、もう一度おにーさんを見るとニンマリと笑っている。 あ、どぉしよう。いつの間にいってたんだろ。 すっごい興奮しててよく分かんなかった。 そして、当たり前だけどおにーさんの足にべちゃっと白い液体が付いている。 「ごめ、なさぃっ」 「舐める?」 いやっ!とブンブンと首を振ると笑う声が聞こえて、流石にさせねえよと優しい声が降ってくる。ほんとに?と伺うように見上げるとおにーさんは声と同じように優しく笑ってて、でも拭けよとタオルを渡してくれた。 裸のままの、人の足元に座り込んで足を拭く。 なんてことをしてるんだろうと思うのに、不思議と嫌だとは思わない。おにーさんにされるなら別にいい。 だってこの人はこんな俺を見てすごく満足してるから。 してることはちょっとどうなの?って言いたくなることばかりなのに、それでもちゃんと愛情を感じるのだ。 「ちゃんと拭けたか?」 「うん」 「ならおいで」 そう言われてベッドに上がる。俺もおにーさんも裸のままで、くっつくといつも以上に暖かい。ぎゅっと抱き締めると同じように抱き締めてくれる。 その手がゆっくりお尻を撫でてるから、今日はまだ続きをしてくれることを察して俺は喜ぶ。 おにーさんの手であったまったローションを馴染ませながらプツッと指が入ってきて、入り口を広げるように動くそれは焦れったい。 「ぁっ、もっと、奥ぅっ」 「体勢的に無理」 「あンッ、いやぁッ、んっ」 体勢的に無理だと分かってても、足りない。 抱き締めるように回した手が俺のお尻をいじめてるから、いくらいつもよりやり辛いのも分かってるんだけどっ。 だけどっ 「やあっ、離れちゃ、だめっ」 「ワガママ」 「ひあっ!あンッ、ぅっ、」 体勢を変えればいいと分かってても、こうしてくっ付いてるのはすごく好きで離れたくない。 仕方ねえなと言うようにおにーさんが少しだけ位置をずらして、その顔が俺の胸あたりにやって来た。 そうすることで腕に余裕が出来たのか、お尻に入ってた指も奥までちゃんと入ってきた。 「あぁっ、、まっ、ゆっ、くりしてえっ」 「それは無理」 「いやぁあっ、あっ、ふえっッ」 気持ちいいのに、指じゃいけない。 それなのに俺を追い詰めて楽しんでる。いきたくて、いけなくて、気持ちよくて泣いてる俺を見る時の顔はすごく嬉しそうだということも知っている。 少し慣れてくると指を増やされて、増えた指がもっと酷く俺の中をいたぶる。いいところを抉って、宥めるように撫でて、そうして落ち着かせてまた抉る。俺は気持ちよさを堪えたくて、おにーさんの頭を掻き抱く。 痛えよと言う言葉聞こえてきたかと思えば乳首をがりっと噛まれて痛みに体が強張った。 「気持っ、ちぃよおっ」 「ほんとバカ」 「ああっ、痛ぁいっ、もぉっ、ぁっ」 噛まれるのは痛いのに、お尻からやってくるのは間違いなけく快感でどんどん溶けていく。 痛くて、気持ちよくて、泣きながらもっとをねだった。

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