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少しずつ強くされていく振動と同じように、おにーさんが俺に触れる手は明らかに快感を植え付けるそれに変わって、俺のおちんちんはもう可哀想だ。 ローターが仕込まれているところはタマの裏側だから陰嚢まで震えるし、会陰部の奥からじんわりした何かが生まれてきて、それは全部おちんちんに直結する。 だけど根本を戒めるものはあるし、なんならこのアーム! 竿を支えてるつもりかも知れないけどおっきしたら支えなしで大丈夫だし、なんならこのアームの締め付けが強くて、痛い。 「い、たぁいっ」 「大丈夫」 「やだあっ、やっ、あンッ、んぅっ」 痛いと言えば乳首を噛むのをやめて吸いつかれたけど、そっちじゃない!噛まれても痛いけど、今はいい。 そっちよりおちんちんの方が悲鳴で涙を流してる。 「こんな濡らしてんのに?嫌?」 「ちがっ、ちがうもんっ、せーえき、出したいぃっ」 「何が違うんだよ?」 違う違うと言う俺に、パンパンに膨らんで、締め付けられて痛くて仕方ないはずなのに蜜を溢してしまってる俺のおちんちんの先端をおにーさんの指が抉る。 もうこれ以上の刺激なんて望んでないはずなのに、俺の体はそれさえ気持ちいいとさらに濡れてしまう。 「すっげえ辛そう」 「も、むりぃ、とって、とってえっ」 「これまだ4段階目だろ?」 「ひっ、む、りぃぃ、ああっ!あっ!ンッ、、やだあっ」 意地の悪い顔で笑って、楽しそうにスイッチを触ったらしいおにーさんのせいで伝わる振動が強くなる。 指で触られるみたいに押し込んだりは出来ないのに、振動のせいで変な感じが続く。それに、その先がお尻の入り口にも続いているせいでそこまでむずむずする。 痛い、痛い、気持ちいい、出したい。 「せー、えきっ、出した、いっ」 気持ちいいのと、痛いので顔までぐちゃぐちゃだ。 そんな俺に満足そうなおにーさんは慰めるみたいに涙を舐めて、首、胸、腰、お尻、足と順に俺の体を撫でていく。 その足の間、そこにあるものを早く外して欲しい。 だけどおにーさんの目的はそこじゃなかったらしい。 閉じていた俺の足を開いて少し押して、お尻を浮かす。 「こっちも欲しい?」 「ぁっ、あ、や、やだあっ」 こっち、とおにーさんが撫でたのはもちろんその入り口。 今でももう痛いくらい張り詰めて出せないのに、中からも触られるなんて考えるだけで怖くて、嫌々と首を振る。 「いきたいんだろ?」 「ちが、、うっ、せーえき、出し、たいっ」 「ちゃんと後で出させてやるよ」 そうして無情にも、ローションと共に俺の中に指を埋めた。傷つけないように、ゆっくり入ってくるけど、散々遊ばれた俺にとってはそんなのいらない気配りで。 早く、早くと腰を揺らす。 そんな俺を笑ったおにーさんが根元まで指を入れて、手のひらでローターを俺の体に押し付けた。 「ひあぁっ!ぁっ、だめえっ、ひぅっ、あっ」 「こんくらい押し付けたら中でもちょっと震えてんの分かるな」 「ああっ!押さ、なぁ、で、あ、ぁ、やだあっ」 だめだ、気持ちいいが限界だ。 溢れる時を今か今かと待っている。 「ぁ、だめえ、、いくっ、いく、からあッ!」 「いいよ、そしたら外してやるから」 「先、に、、はず、してえっ、あンッ、ぁぁ」 「それは無理」 手のひらで俺にローターを押し付けて、中に入った指をくいくいと動かして中からも俺のいいところを押してくる。 ああ、むり、だめ。もおむり、むりっ。 「い、ぁぁ!ぁっ、いくうっ、いっちゃ、、ああッ、ぁっ」 体を反らせても逃せない快感が体の中でハジけて、びくんびくんと跳ねる体。 面白がるように中の指を動かされると俺の意思と関係なく軽い絶頂を迎えたみたいな体。それでも何も吐き出せていない性器はパンパンに締め上げられて痛い。 「はぁ、ぁ、とっ、てえっ」 「いい顔、可愛い」 「ひぁっ、ぁっ」 甘ったるくそんなこと言われるのも今の俺にはあんまりよくなかった。もういきたくないのに一度ハジけた快感の波はそう簡単に引いてくれなくて、何度も体を震わせた。 お尻から指が抜けていくのも堪らなかったけど、片手で適当に引っこ抜かれたらおちんちんへのダメージがでかいからと耐える。 だけど、パンパンに膨らんでしまったものからそれより小さな輪っかがついたものを抜くのは本当にとんでもないことだった。 「ああっ、いたっ、いたぁ、いィッ」 「ちょっと萎えさせろ」 「む、むちゃいわっ、いたっ」 「これはなしだな」 「ふ、え?」 「簡単に取れるのにしないと無駄に痛いだろ?」 その言葉に俺は少しぽおっとなる。 俺に痛いことやひどいことをしても、無駄に、過剰にそれをしようとはしないところを垣間見るたびに胸があたたかくなる。 「もうちょっとだから」 「う、んっ」 俺が痛がるからと滑るようにローションを足して、少しずつそれが抜けていく。カリの張った部分を越えて、ようやくおもちゃが俺から抜けていった。

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