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第50話
ここで俺は決意した。
「悠介、話がある」
ここまで来たら言うんだ男だろ!!自分頑張れ!
「話ですか?何??」
「昨夜の話だ。」
「ん??」悠介は何の事か分からない様子…
話しずらいやん…
「抱きたいって話だ…」後半は尻込みしていくのは仕方ないよな…この年でこんな話し…
「あぁ〜はい!抱きますけどね」
即答かよ!!
「条件がある!」
「条件ですか?まぁ汲めるものなら良いですよ」
「1つ目はその時も写真を撮らせてもらう。まぁ変な写真は撮らないし後から確認して無理なものは消して貰っても構わない!
2つ目は俺も悠介を抱く!その時も写真に撮る」
目の前の悠介は額に手を置き
そう来たかー
と唸り始めた…
自分が抱かれるのは全く考えてなかったんだな…
困れば良いさ!!はっはっはっ!!!
オッサン疲れた…
「その前に1つ聞いても?」
額に手を置いたまま机を見ている悠介からくぐもった声で聞かれてた
「ん?何だ?」
「恵は撮った写真をどうしてるの?」
「どーしてるとは?」
「売ったりとか、サイトに掲載したりとか、コンテストとかに応募とか??」
「あぁ〜コンテストはたまに応募したりはしてるが基本は何もしてないな。たまに欲しいって人が居れば加工代だけ貰ってる。」
「勿体ない……」
「ん?趣味だからそんなもんだろ!?」
「……少し考えてみます。」
悠介がなにを考えてるのか分からないが1人納得して終わったみたいだ…
所でさっきの条件の返事はいつもらえるのだろつか…
まぁ…考える時間は必要だよな…
「あっ、さっきの条件は飲みます。でも先に恵を抱いてからで!」
そういうとニコリと笑ってはいるが…
目が笑ってない…熱を帯びたような目に見つめられ背筋がぞくっとした。
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