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第49話

掌舐めた!掌舐められた!! 「ツッ!!おい!!」 「息…流石に苦しい…」 あぁ〜しまった失念してた… 濡れた唇を自分の親指の腹で拭う悠介に下半身がズクリとした… 動けずにいると口端から流れる唾液と唇を舌でペロッと舐め上げあれビクっと身体が震えた… 「タイムはこのぐらいで良い?」 「もう、終わりだ!!」 ハッとして慌てて抜け出し手の甲で口元を拭う… 「ケチ」 「そういう、事じゃない!もうチーズケーキあげないからな!」 3時休憩なんて無しだ! 「チーズケーキ??」 目がキラキラ?好きなのか? 「帰りに有ったお店で買ってきたんだ。3時のおやつ用に….」 「食べよう!紅茶とも合うし!早く!恵!!」 心の中で笑う。さっきまであんなに大人なキスしておいて今は子どもみたいにはしゃいで… 「ここのお店のチーズケーキ美味しいだよね!恵は初めて?」 「あぁ、初めてだよ。てかチーズケーキ好きなのか?」 「ケーキで1番好き!というか甘いものは苦手だけどチーズケーキだけは好きですね!」 「それは良かった。」とケーキと付属のスプーンを出して渡し頂く… 甘過ぎず食べやすい! 紅茶ともよく合うし誰かとこうやってゆっくりおやつを囲うの久しぶりだな… いきなりスイッチ入る悠介には困るが一緒に居るのは居心地が良い… ハッ思い出し慌ててチーズケーキを食べる悠介を撮る。 カシャ 「カッコよく撮って下さいよ〜」 いやいや、悠介は何をしててもカッコいいよ… と心の中で呟き笑ってごまかしておく。 「ああ…頑張るよ」と笑うと悠介も笑ってくれた 温かいな… 体の内側の冷えた所が温かくなる

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