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第5話

〜放課後〜 ある空き準備室にて 「ねぇ、早く」 ギュッと腰に手を回しお互いの下腹部が触れるように身を寄せる 相手が甘い吐息を吐きながら顔を近づけて来る口に触れる前に 「キスしない」 トンと胸に手をつき拒否を示す その代わりスラックスのボタンとチャックを早急に外しボクサーパンツの上からスーッと綺麗な指を這わすとビクッと甘い疼きに体が反応する クスッ 「もうこんなになってる」 そう言いながら自分のスラックスの前をはだけさせて相手の手をそこへ導き 「触って」 それが合図のように相手はハッとなり欲を孕んだ目で動き出す 床に敷いたパーカーの上に対面座位で座りお互いの陰茎を重ねて扱く グチュ グチュ ネチャと先端から溢れたもので淫らな水音が更に熱を沸かせる その合間に綺麗な指が普段は隠れている蕾を愛撫し解かしていく 「ンッ フッ」と我慢出来ない吐息が漏れるのは官能的だ そして準備の出来たソコにそのまま腰を浮かせ張り詰めた薄い膜に包んだソレをいざなう 「あっ、んっ んっ」 徐々に埋めていく途中で良い所を掠め段々と喘ぎ声が聞こえてくる 「全部入ったよ ンッ」 欲に濡れた目は野獣になりたいが何とかその欲を抑える 「あぁっ、いいっ、あっ」 生理的に涙が溢れて目は潤み何とも言えない色香が更に下部を刺激する そして首に腕を回し腰を上げ下げして激しく動く姿に下から突き上げたくなる衝動を我慢が出来なくなる 「クッ イクッ」 そう言うとお尻にをガシッと掴むようにし上から動く律動に合わせて下から突き上げラストスパートを掛ける 首から右腕を外しラストスパートに向けて動きに合わせ揺れている陰茎を扱き気持ち良さに蕾も中もギュッと閉まる 「ああぁっ いくぅっ」と甘い声を聞きお互い白濁したものを吐き出す 対面座位のまま少し呼吸が落ち着くのを待ちそそくさと片付けを済まし 「じゃあね」と空き準備室を後にする。 この関係にもまたピロートークや甘い時間は必要ないのだ。 (やっぱり床は痛いな、まぁ気持ちよかったから良いか) と生徒がいない廊下を颯爽と歩いて行く あいつはセックスするとどんな風になるんだろう はぁ〜早く墜ちておいで、、、

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