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第14話 お雑談再び
晴臣からのメッセージを受信した。
晴臣>>『そっちはどうよ』
奏太>>『なんか順調』
奏太>>『縁くん克服したかも』
晴臣>>『え!何があった』
奏太>>『一緒にテニスやってたら、そんなに悪いやつじゃないのかなって』
奏太>>『むしろちょっと可愛げ出てきた』
晴臣>>『それがやつの作戦なんじゃないのか』
晴臣>>『油断させといて、がばっと』
奏太>>『うーん』
奏太>>『筋トレ趣味とか言ってたしな』
晴臣>>『ほら』
晴臣>>『押し倒されたら勝てねーかもしれねーぞ』
奏太>>『不安を煽るな』
奏太>>『とりあえず前半無事に乗りきったんだから』
奏太>>『そっちは?』
奏太>>『なんか変わったことなかったか』
晴臣>>『それよ』
晴臣>>『久しぶりに京さんと飲んだ』
晴臣>>『あと遥ちゃんの三人で』
奏太>>『う、遥』
奏太>>『……』
晴臣>>『我慢したな。エロいぞお兄ちゃん』
晴臣>>『あ間違えた』
晴臣>>『えらいぞ』
晴臣>>『間違いでもねーか』
奏太>>『俺はエロくない』
晴臣>>『嘘だー。俺いつも言ってるだろ、目元がエロいって。あと、遥ちゃんに対しても不純な動機じゃねーか』
奏太>>『で、京さん元気だったか』
晴臣>>『話をそらしたな。元気だったよ。なんか今まで相当色んな仕事やって来た人みたいで、面白い話いっぱい聞けた』
晴臣>>『今度は奏太も飲もうぜ』
奏太>>『そうだな。ぜひ』
晴臣>>『あと、遥ちゃんが怖い映画好きなの初めて知った』
奏太>>『あー』
奏太>>『あれだけはついていけない』
奏太>>『ホラー、スプラッタ、スリラー、恐怖刺激があるものならなんでも好きらしい』
奏太>>『俺は気持ち悪くてどうもダメだ』
晴臣>>『京さんは平気らしくて、一緒に観に行ったみたいよ』
奏太>>『そうなのか』
奏太>>『ありがたいが……』
晴臣>>『心配しすぎるなって』
奏太>>『そうだな』
晴臣>>『そろそろ風呂はいる』
奏太>>『おう』
奏太>>『今度な』
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