はじめまして、またはこんにちは。不(ふ)住(じ)水(み)まうすと申します。 　今回の番外編も、文庫の方も、とにかく攻めが恥ずかしい目に遭うお話です。 　自分は「真面目な攻めが恥ずかしい目に遭う」のが萌えです。 　真面目な男が恥ずかしい目に遭う。このシチュがもう大好きで、そういうＢＬは多数あるのですが――――「受け」なんですよ。 　このシチュで、恥ずかしい目に遭う男が「攻め」だった作品をほとんど見たことがありません。受けでも好物なんですが、自分が本当に好きなのは攻めのパターンです。 　ではなぜ、受けではなく攻めでなければいけないのか。 　かっこいい男が恥ずかしい目に遭うのが好きなんですよ。 　じゃあ攻め×攻めのパターンでいいじゃないかというと、ちょっと違うのです。攻め×攻めだと、やはり「受けになる攻め」より、「攻めになる攻め」の方がかっこよくなります。そうではなく、作品内で一番かっこいい男が恥ずかしい目に遭うのが好きなんです。 　作品内で一番かっこいい男とは、攻めです。 　なので恥ずかしい目に遭う男は受けではなく、攻めであることがベストなのです（自分的に）。 　じゃあその攻めを責めたてる相手は誰なのか。 　受けです。受けしかいません。 　なので攻めが受けに恥ずかしい目に遭わされるＢＬが萌えなんです！（あ、攻めがリードする濡れ場もちゃんと込みで、です） 　この超マイナーな萌えを分かち合ってくださる同好の士の皆様、どうかこれからもよろしくお願いします……！