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オトコなワンコ 23

でも、コイツはなんか違う。 お前は何故かいつまでも俺のことを好きでいてくれるって予感がしてて、お前の全力には俺も全力で答えたくなる。 好き好き好きってうぜーくらい叫びたくなるし。甘えたくなるし。甘やかしたくなる。 どろどろに溶けてしまうまで、抱きしめたいし抱きしめられたい。 俺ってこんなんだっけ? 本当は甘えたいのに、その感情すら隠して我慢してたのかな。 「なんか俺、新しい自分発見した」 「新しい自分ですか?」 「ん、なんか俺って甘えたい人だったみたい。甘えていい?」 「そりゃいいっすけど」 「本当に? お前の想像より何倍も甘えるかもしれないぞ? なんせ俺も未知だからな。ウザイってなっても知らないからな」 「どんな先輩でも好きだし……そういうのちょっと嬉しい」 「そっか」 そんなことを言われて俺も嬉しくて顔が綻んだ。 甘えられると嬉しいって。 お前の言葉とか表情とか全てが温かくて満たされていく。 「それから、これも新たな発見なんだが。俺は結構ベタベタしたいみたい」 不思議そうな津田の首に腕を絡めて顔を近づけた。 そして津田の耳元で囁くように言う。 「2人っきりになったらキスしたりイチャイチャしまくりたい。今も離れるのいやだし」 するとまた見る見るうちに津田の顔が赤くなっていった。 「お前、可愛い」 「先輩はなんかエロい」 「お前ってさ褒められると伸びるか?」 「何がですか? ……まぁ、先輩が褒めてくれたら何でも伸びますけど」 「じゃあ、伸びろよ」 そう言いながらチュッとキスしてニヤリと笑う。 また耳元で津田の頭に響けばいいなと思いながら言ったんだ。 「一緒に風呂入って、飯食ったら舐めあいっこしような。で、もっかいエッチしよ」 案の定、津田はあわてふためいたわけだけど。 「せっ、せんぱいっ!?」 「なんだよ。いやなのか? 俺は桜太の舐めたいのに。でもお前のでかいから口に入るかな」 すると想像でもしたのか、津田の息子が素直に反応する。 そんな津田は更に焦って一生懸命言い訳をしてるように手をばたつかせた。 「い、い、嫌なわけないです!! お、お、俺だって舐めたいし!!」 本当に素直なヤツだ。 満足気に津田の頭を撫でていると、津田は困ったような顔をしながらぼそぼそと呟いた。 「でも、初めてで……その、2回目って……キツくないですか? 先輩の体が心配です」 言ってることは紳士的だが、チンコ勃たせて言ってるから説得力はないけどな。

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