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第5話

。。。 「痛くない?」 「だ、大丈夫…っ」 佐々木の指の感触を直に感じながら、また前の方からだらしのない液が垂れてきた。 「もう3本入ったから…大丈夫かな、上条さん、どんな感じ?」 「ぅうっ、なんか…擦れ、るっぅ、ァ…」 「この辺擦るときもちい?」 内側を佐々木の細い指に何度かさすられると、もうどうしようもないくらい頭が真っ白になった。 「先走り凄いことになってるけど、きもちいの?」 「ぁうっ、ァ…っ、や…だ、、もう…っこれ以上っ、イったぁ、ンァらっ、おかし、なるっう」 「またイっちゃうの?あぁ、でも、勿体無いよ。イくなら俺と一緒にして」 佐々木は指を抜くと、熱いものを俺に突き立てた。 「っ、ひゃうっ…ッ、ぁ…入っ、て、く…るぅっ」 「ははっ、なにその感想、ほんと可愛いな、上条さん」 何度かキスを落とされ、ゆっくりと時間をかけて佐々木は俺の中に入ってきた。 「上条さん、下の名前なんだっけ」 「…り、りん…」 「え、そんな可愛い名前だったの?ははっ、じゃあいっぱい名前呼ぼう」 「い、嫌だっ、名前っ、得意じゃない…っ」 あまり呼ばれ慣れていない名前だから、呼ばれると凄い恥ずかしくなる…ッ 「なにそれ、呼んでほしいってことだよね?いっぱい呼んであげるから大丈夫だよ、凛」 「あっ、ぅ…っんぁッ」 「名前呼ばれて感じるほどなんだ?」 「ちがうっ、違うっ」 「さっきから違う違うって幼稚園生みたい。可愛い。凛、そろそろ動くから、大丈夫?」 下から見上げる佐々木は、いつもよりも逞しく見えて、なんだか見惚れてしまった。 「大好き、だよ…た、……かし」 「え。なにそれ可愛い、もっと言って」 「バカ、言うかっ、バカ。早く動けっ、」 急に恥ずかしさが押し寄せてきて、顔を背けてしまう。 「ほら、だーめ。こっち向いて?」 また何度かキスされると、ゆっくりと佐々木は…隆は動き出した。 「っんんぅ、ッぁ、ッン、はぁっ、ァ…ぁうっ」 「声、凄い出てる」 「ら、らって、隆っ、がぁっ…っんぁうっ」 「凛、可愛い。大好き」 「お、俺だって、隆、好き…だ!ばか」 そのまま給湯室で一夜を明かしたのはこの会社の誰も知らない秘密だ。

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