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登場人物紹介①
・彩桂樹(サイ・ケイジュ)
この物語の主人公。
狼国 東部を治める彩家の庶子。第五皇子。母は三番目の側室。
(幼少期、彩ではなく芺(ヨウ)という姓を名乗っていた)
生まれつき、水泡が浮かび上がる特異体質を持っている。
気が弱く穏やかな性格で争いを好まない。
残月(ザンゲツ)という名の刀の持ち主となった。
属性は水。水の力を用いて戦う。
雷と風の力の持ち主を探している。
・葒春雷(コウ・シュンライ)
星狼族の生き残り。桂樹の幼馴染。
狼の耳が特徴的な人狼。『長月』という別名がある。
属性は氷。ひた隠しにしているが、桂樹が探している風の力を秘めている。
・楱(ソウ)
月狼族。何処から見ても少年にしか見えないが、その年齢は春雷をはるかに超えている。
棍の使い手で春雷の師でもあり、育ての親でもある。
・琅鳴(ロウメイ)
闇の力を秘めたまま生まれた特異体質の持ち主で、自在に怨霊たちを闇から呼び寄せ、その地に生きる全ての者の魂を闇へと葬ることが出来る。
左右異なる眼球を持っており、春雷を旦那と呼び慕う。紅牙とは親友の間柄。
常に女性のような話し方で接する。
・紅牙(コウガ)
炎の力を秘めたまま生まれた特異体質の持ち主。
片腕が透けて骨が浮き出ており、自在に炎を操り攻撃することが出来る。
もともと異民族の出身だったが、襲撃で仲間を失い一人になっていた所を春雷に拾われ今に至る。春雷の事を大将と呼び慕う。琅鳴とは親友同士。
天下三名・・・遥か昔の各種族を巻き込んだ大戦での功労者を差す。
珞が一線を退いたため、何かあれば集まろうと約束を交わし、現在はそれぞれの住処に戻っている。
・珞(ラク)
仙人。天下三仙の中の一人。
酒好きが高じて数年前に一線を退き現在は隠居の身。
性格はまったりのんびりマイペース。からすみに一目惚れしたものの、酒を際限なく飲み干してしまう為、弟子から『からすみ禁止令』なるものが出され、代わりに蓮の実を食すように勧められて辟易している。
・鬼灯(ホオズキ)
盲目の仙。目を布で覆っている。
常にちょっと困り顔のお兄さん。
謎多き仙で素顔を見た者は殆どいない。柄の長い武器を得意とする。
なぜかいつも笑っている。
・海凜(カイリン)
海を治める仙でいつもは地底深くに存在する土地に住む。
プライドが高く曲がったことを嫌う性質でやや頭が固い傾向がある。いつも難しい表情をしているが、こう見えてフワフワもこもこ可愛いものを好む。
海を割り、岩をも砕くと言われている宝刀を大切に守っている。
・残月(ザンゲツ)・・・???
・モブA・・・褐色の肌の男。王族に対して何やら思う所があるようだが・・?
・モブB・・・銀色の髪に眼鏡をかけた男。身体の半身に重い火傷を負った。
潔癖症のサディスト。
・モブC・・・Bの肩に手を回していた男。一応、四名のまとめ役。
・モブD・・・椅子の背に凭れ掛かっていた男。ケラケラとよく笑い、相手を小馬鹿にする態度を取る事が多い。触手系の生物の使い手。
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