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第74話 エイプリルフール

4月1日 エイプリルフール 嘘を付いても良い日がやって来た とてつもない嘘を着いてやろうと、飛鳥井の六人兄弟は頭を悩ましていた 烈が「ボク根が正直者だからさ、嘘が着けないのよね!」と謂う 流生も「そうよね、僕達六人兄弟は皆 正直者で通ってるからね!」と相槌を打つ 音弥は内心、嘘こけ!と思っていたが反論すると面倒くさいから言わなかった 太陽は「そこ突っ込む所よ!烈の何処が正直者よ!流の何処が正直者よ! この二人は腹黒決定戦に出たら優勝と準優出来るわよ!」とボヤいた 烈は「嘘付きは泥棒の始まり……なんて教えられたからね!」とボヤく 流生も「そうよね、嘘付けない体になっちゃってるのよ!」と同調する 音弥も「嘘付いたら母さん怖いもんね!」と謂うと太陽は「父さんのお尻ペンペンは恐怖だもんね!」と身震いで話す 大空は「僕等にはエイプリルフールは無縁と謂う事で!」と結論を謂う 「そーよね、エイプリルフールはボク達には無縁なのね!」 飛鳥井の六人兄弟は付ける嘘がなくて……… 嫌 嘘が着けない体の所為でエイプリルフールを見送る事になった 「何時かどデカい嘘 付いてるんだから!」 烈は想う 何時か……… 何時か……… 腹黒い作戦ならば湯水のように湧き出て来るのに…… 中々難しいエイプリルフールなのだった

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