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カフェオレ㉝

え。。 「さっきそう言ってました。ずっと寒いって。 だから 俺 湯たんぽになりますから。 体デカイんで佑さんくらい包めます。」 「バカ。。お前。何言ってんだ。」 おでこをコツンと指先で突くと 春は 哀しそうに表情を曇らせる。 なんでお前が泣きそうになってんだよ。 っつーか。 コイツ本気で言ってんだ。 ・・そっか。 コイツは一緒に哀しみを分け合おうとして くれてるのかもしれない。 赤の他人なのに。 何があったのか詮索もしないクセに 敏感に俺の感情だけを掬い上げる。 変なヤツだな。ホント。 でも。 コイツの腕の中は居心地がいい。 誰よりも。 ホッとする。 誰にも甘えてこなかった分 知ってしまうと 抜け出せない。 ダメだ。 これは知ったらダメ。。 でも ビクともしない。 いくら 体を突っ張っても 全く歯が立たない。 はあ。。 もう。 いっか。。 全身の力を抜いた。

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