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されどそれは苦難の日々 37【R18】

「よいしょっ…と」 いくら細身とはいえ、大人の男はそれなりに重い。 まして酔っ払い、こちらが思うように動いてくれなくて扱い辛いったらありゃしない。 「ほら、遠藤。ズボン脱がすから腰上げんの手伝ってくれ」 「了解。浅井さ〜ん、脱ぎますよ〜」 子供か。 「…う…ん〜…えんど…?」 「あ〜可愛いな〜。好き、好きですよ浅井さん」 浅井がふにゃりと笑い、その愛らしさに胸がキュンキュンする。 「我慢出来ない…」 「え?」 遠藤が俺を出し抜いて浅井の唇を奪った。 「オイ!なに抜けがけしてんだよ!」 「…ん…ゃ…」 浅井は遠藤のキスに反応して悶えてる…。 「離れろよ!」 遠藤の身体を押すががっちりくっつきやがってぇ…! 「…ぁん…ダメ…ぇ…」 浅井はフニャフニャしながら抵抗してる風だが、それ煽ってるようにしか見えない。 「あーーッ!浅井さん、可愛いすぎる…」 ようやく浅井から離れた遠藤だが自分の唇を舐め上げて、興奮してしてやる気満々じゃねぇかよ。 「俺だって、負けねぇ…」 浅井のズボンをとっぱらって、床に放った。 「浅井さ〜ん、俺とキスしましょ」 遠藤が茶番をしてる…。 「早く代われよ」 「焦らない焦らない」 クソっ! いいぜ、俺はこっちを好き勝手にしてやる! シャツの胸をはだけさせ、両手でくま無くその感触を楽しんだ。 「スベスベ…色、白いし…」 「…ンぁ…」 指が胸の先端に触れると身体をピクッと反応させる。 「随分と感度が良くねぇか?ま、嬉しい限りどけどよ」 遠藤同様に俺も興奮して身体が熱くなってきた…。

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