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「顔、ぐちゃぐちゃだね」 「や、あぅ……」 ペロリと亀頭を舐めた玲が、陰嚢を緩く揉んでくるから、遥人は余計パニックに陥りバタバタと脚を動かすが、膝から折り曲げられた状態で縄に縛られてしまっているから、抵抗と呼べるような動きにはまるでなりはしなかった。 「今日は、遥人が上手に射精出来たら終わりにしようか」 嫌だという言葉が喉までこみ上げてくるけれど、それを言えばどうなるのかが恐ろしくて声にはならない。 「忍、ローション」 「どうぞ」 この二人の関係性も遥人には分からないけれど、そんなことを考えている余裕すらすぐに無くなった。 「こっちは後で可愛がってあげる。今日は……」 「やっ……あ」 名残惜しげにペニスをツッと撫でた指が、アナルの縁へと移動する。 堀田が渡したローションの蓋を見せ付けるように開いた玲は、滑りを己の指へと纏わせ、まだ固いままの遥人のアナルへたっぷりとそれを垂れ流した。 「……っ!」 「遥人、大雅とはどこまでしたの?」 続いてされた質問の意味が分からず遥人は首を振る。どうしてここで大雅の名前が出てくるのかが分からなかった。

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