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夢の話
「あ゛っ、そこ…だ、め……っ、ぅあ」
「何がダメなの?気持ちよすぎてダメってこと?いいじゃん、気持ちいいなら」
「ちがっ、あっ、…やっ、ん、っとうに、だっ、め…あっ、あ、あっ、ああ、うっ、」
「うん。イっていいよ、衣透」
「あっ、あ、イっ、く、イっちゃう、イっちゃう、!おに、おにいちゃっ、っあああああ!!!」
「よしよし。よくイけたね。衣透はいい子だ」
「おに、ちゃ、あ、ああ、もう、だめ、イった、イったから、!もっ、あ、ああっ、あ、だ、だから、触らなっ、あ、だめ、だめ、だめっ」
「大丈夫だよ。大丈夫、ほら見てごらん。衣透のここ真っ赤でぐちゃぐちゃになってる」
「っあ、あ゛あああっ!!!だめ、だめだめ、やっ、ら、やめっああっだめ、だめだめっほんっ、とに、!にし、きぃ、にしき、にしき、にし・・・っ、!!!も、もう、もう、だめ、だめ、むっああ、あああっ」
「ほらっ、衣透、こっち向いて」
「あっあ、ああああっ、あっ、ああ、あああああああ!!!!!!」
「……うん。衣透は、いい子だね。とってもいい子だ」
「………に、……ちゃ、………」
「……気絶しちゃったかな?」
「…………」
「…衣透は、どうしたら僕から離れてくれるのかなぁ」
「…………」
「君の人生に僕は必要かもしれないけど、……僕の人生に、衣透はいらないんだよ」
「愛せなくてごめんね、衣透」
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