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第50話【R18】
「手伝って欲しい?」
雪人は考える間もなく頷いた。
「どこを?」
…どこって…そんなの…。
…でも純のことだから教えないと手伝ってはくれないだろう。
雪人は意を決した。
「…ここ…」
顔を赤らめ、両手でそこを開いて見せた。
「…そこ…どうして欲しい?」
純は指さしするように人差し指を立てて、つん、とつついた。
「…ッン…」
純に間近で見られ、雪人は自分が興奮しているのを感じた。
…見て欲しい…
…もっと触って欲しい…
「純の…ゆび…ここに入れて…」
…恥ずかしい…
「…いいよ…でも…」
…少し向きを変えようか…雪人をベッドに押し倒して純は雪人をうつ伏せにした。
それから雪人を腰高にして後孔に指を差し込んだ。
硬い蕾は侵入を嫌うかのように閉じていたが表面を撫でれば簡単に受け入れる。
つぷつぷと浅くゆっくりと出し入れを始めると、雪人の背中がぶるりと震え、すぐに快感を拾っているのが分かった。
…このまま…雪人を自分のものに…
純の指は焦る気持ちに逆らってゆっくりと雪人のそこを出入りする。
「はぁ…ンッ…」
二本の指を雪人の胎で拡げるように動かしながら奥を擦る。
「あ…ぁッ…ン!」
雪人の腰がゆらゆらと揺れ、純の指を食べている。
ゴクリと喉を鳴らし、純もまた雪人の興奮している姿に欲情していた。
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