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第14話

「では・・戻るぞ」アーシュ 「・・・えっ!・・あ・・・」目が廻る感覚 目を開けると・・またあの雪の道だった 「あ・・」 傍にわん子が倒れている 「・・わん子さん しっかりしなさい!!」 「わ・・わん?・・何か夢を見てたような よく覚えてないですが・・ あれ! 何・・この薄い毛布に・・袋・・ あ!! 一杯お菓子やパイとか沢山入ってますわんわん!!」 では・・あれは夢ではない・・ リュース公は・・あのもう一人のアーシュを抱き締めた感覚を思い出す・・ 触れた唇・・キス・・ 「あ!リュース公にわん子じゃないか・・どうした? 俺達は街に買い物から帰りだ」 現世のアーシュ達が声をかける 「片眼が黄金色・・幻惑の魔法で赤い火焔の色に見せてるが」 小声でリュース公が言う・・・白の力で視えた ハッとして 思わず目を押さえるアーシュ 「・・・大丈夫です・・誰にも言いませんから 知っているのは?」 「言うなよ・・エイル、アル、リアンはもう知ってる・・」 アーシュが言う 「・・・はい・・承知しました我が君」 「あのアーシュさん・・このお菓子とかパイが入っていた袋ですが アーシュさんが作ったクッキーと同じ物が入ってましたが・・わん?」 「えっ?・・本当だ・・俺がよく焼くクッキーと同じだ あれ?このパイとお菓子は見たこともない」 「あ・・本当です・・わんわん・・」 「美味しそう・・僕食べていい少しだけ うふ」エイル 「・・・私もいいですか・・?」リアン  白の王族の一人でエイルの為に黒の国に来た武官 淡い金の髪の美形 戦で片腕を失ってる 白の場合は再生能力はない 「うふふ・・私も」アルテイシア 彼女は黒髪青い瞳の釣り目系美少女 リュース公の一人娘 最後のリュース公となる 恋のライバルのはずのエイルとは仲良し 二番目の王妃の座を狙ってる 「・・食べたら・・再現出来るかも知れないから 俺もいいか?わん子」アーシュ 「はいです わんわん 再現よろしくですわん! あ・・リュース公様もいかがですか?わん」 「はい・・有難うわん子さん」リュース公が微笑む 凄く美味しい!!皆・・歓喜 「誰が落としたんでしょうね わん」わん子 「わん子さんが とてもいい子だから 雪の精霊がご褒美をくれたのでしょう もしかしら・・誰かに似てたかも知れませんが・・ふふ」 「そうですか?わん・・よくわからないけど 嬉しいですわん・・貰っておきますわんわん・・」 「誰に似てるって?」きょとんとしてアーシュが聞く 「さあ・・アーシュ様かも知れません・・くすくす・・」 リュース公が笑う 「ありえん・・俺は性格が捻じ曲がってる・・ まあいい 皆で食事でもするか 沢山 袋にあるから 俺が他に少し料理する わん子・・お前の家のキッチンを借りる」アーシュ 「はいですわんわん・・うふふ」 「あ 僕お手伝いするね・・・何か作るね・・うふ」エイル 「・・却下!!」わん子とリュース公を除き 皆が一斉に言う ※破壊的料理下手のエイル 必ずお腹を壊す 「ええ~どうしてええ?」エイルが騒ぐ わん子が冷や汗をかきながら笑う・・リュース公も同じく そんな様子を伺い見てる者がいる 大きな木に隠れ・・しかし その大きな木より かなり大きい女 身体中 包帯だらけ 「んん・・まあああ・・皆集まってる・・うふふ あの猫耳ちやん達と・・長い黒髪の美少年はいないけど」 虫取り網の棒に・・超強力眠りの粉のスプレーを手にする しかし・・相手は・・わん子とエイルを除き・・ 歴戦練磨の戦士・・超強力・・魔法の使い手 剣も当然・・超強い・・斬り刻まれる事になる 特に・・アルテイシアとアーシュは怒らせると超厄介!! 逆襲に逢えば とんでもない事になる だが・・くじけない・・・というか 懲りてない・・・巨人な人食い女・・こと作者!!!! にいいいいんと笑う ・・・そんなそんな・・・こんな感じのある冬の日の出来事 Fin

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