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第13話

「リュース公・・この黒猫の美少女 誰かわかるか? 逢った時は幼い少女だった」 「アシャアシャちゃんですか!!」 「うふふ・・おひさしぶりでえええす」 「アシャは暗黒の力を持ってる・・代々の・・魔法の王達より 巨大な力・・最終世代の俺や異母妹のテイを越えてる 俺が殺した・・いや・・これから殺す魔法使い 二千年の戦乱を創り出した 呪われた追放された神が復活して・・ 世界や時空が壊れかけて 俺達が戦う その話も もう一人のアーシュから聞いたな・・」 「もう一人のアーシュの方は・・アシャが5歳の時に死んでしまい 代わりにナジュナジュが暗黒の王・・男の子を産む・・この少年アラシャだ」 「うふふ こんにちは・・はじめまして現世の違う世界のリュース公様・・」 「・・・父親はリアですか?」 「いや・・違う・・リアは殺された・・別の者だ」 「リアを殺したのは僕の父親ジェライア」 「・・時の番人が敵の魔法使いに意識を乗っ取られて・・アーシュ様の祖父の ジェライアの凍結された魂を持ち出して 転生して 王女だったアシャ叔母様の国を襲い・・その時にリアと両親を殺して ナジュナジュ母様を浚うです・・まだ13歳だった」 「・・・僕を身ごもり・・逃げて来たけど また城を襲って 大怪我を負ったアシャ叔母様が  ナジュナジュ母様やアリステア先生や医者を連れて 過去の千年の時を越えて飛んで 黒の王を引退してたアーシュ様やリアン様やリュース公様達の城に 飛んで逃げて来るんです 僕はリアン様やアルテシア姫やエイル様に育てられました 僕が12歳までナジュナジュ母様は生きてたけど 未分化で僕を産んだから・・早くに亡くなりました」 「あのジェライア様・・の子供・・」リュース公が蒼白になる 「アーシュ様の祖父で 歴史上 1,2の狂王ジェライアの子です うふふ 姿はナジュナジュ母様に似ましたが」 不気味に笑うアラシャ 「うふふ・・リュース公様 1600年後になりましたが アーシュ様・・全て思い出しましたよ 三年間何があったか 記憶を失う前に書いた自分の日記の高い代償の意味・・夜の主 ・・・・アーシュ様・・セルト様に助けられましたけど 数時間後・・リュース公様 少し残酷ですね・・・うふふ」 「・・・あ・・・」絶句するリュース公 「しばらく・・お前の記憶は消さない・・三年だ 反省して後悔してくれ・・それぐらい・・いいだろう 俺は生涯に幸せな時間を持てたが・・運が悪ければ もう一人のアーシュと同じ末路を辿っていた 日記に書いたら・・文字が消える 人に話そうとすれば・・その事は何も言えなくなる」 アーシュがリュース公に軽い呪いの魔法をかけた後で 長い髪のアーシュが正気に戻り・・話を始める 「・・・アーシュ・・大事な知らせがあって飛んできた また大災害が幾つか・・そちらの現世で起こる 時空にも影響がある 予知した 丁度・・誰もいなかった・・だから すぐ戻るつもりで・・・飛んだ 正気の間に また違う世界の皆にも・・アーシュにも逢いたかった 王妃達にも・・・ ・・・すぐに戻る・・また狂うから・・手に触れてくれ それから 落ちる瞬間に・・アリアン王妃の贈り物 お好きな薔薇のアイスと薔薇茶を落とした 皆へのお菓子も・・アップルパイとか・・沢山・・ 同じ袋に入ってる」 手が黄金色に輝く 「うん 解った・・伝えて対策をしておく 贈り物もちゃんと拾っておく すまんな 有難う・・王妃・・母上も喜ぶ」 「うふふ・・きゃはは・・誰?・・アーシュ・・ 誰・・・うふふあははっ・・」 「戻ったか」 「アーシュ様・・僕がお連れします うふ」 「アラシャ・・あまりアーシュ様に負担をかけちゃ駄目よ・・」 髪の短い方のアーシュの世界側のアシャが軽く睨む 「え? アリアン王妃?」リュース公が呟く 「ああ アリアン王妃は人が変った とても優しくなった 俺の事を・・息子として認めてくれてる 今では(私のアーシュ)と呼んで・・とても優しい」 「だが・・俺は父王アージェントとは不仲だ とても悪い・・最悪」 「仕方ないだろう 父王アージェントの性格は知ってるはずだ 復活した呪われた神・・化け物との戦いの最中に 親父が喧嘩を売ってきた」 「俺の事を人族の息子だの 道具だとかよそ者とか言うし 自分と幼い弟の首を取り戻せなかった事と・・ 溺愛した異母妹のテイの事で責め立てて まったく 口喧嘩から危うく殺し合いになる処だった 俺が性格が似てるから 気にいらんそうだ リアンが上手く修めたが・・それ以来・・最悪 自分が父・・ 俺の祖父ジェライアを殺した事と義理の母親を殺した事も言ったな そういえば まあ 義理の母は父王アージェントの命を度々狙ってたし あの狂王ジェライアが いつ自分を殺すか わからなかったし・・仕方ないな そこは同情するが・・」 「で・・話は戻るが 元々 本来はアリアン王妃は優しい方だ あちらの違う世界の父王達は アーシュが14年敵に囚われた事を責めてるから 可哀そうに・・ 彼のせいじゃないのに 恥知らずと罵った 王妃アリアンは 沈黙しているので どう考えてるか解らないが・・ 異母妹のテイは 今は 呪いの入れ墨のせいで痴呆で寝てる そのままだ 「それらの事で 俺の方のアリアン王妃・・母上は 心に痛めて それに彼の過去を憐れんで・・もう一人のアーシュの事をとても褒めて (もう一人の私のアーシュ)と呼んでそれは可愛がってる ふふ」 嬉しそうにアーシュが言う 「そうですか 父王アージェント様との不仲は残念ですが アリアン王妃が・・嬉しいです」リュース公 「ふふ・・そうか・・ じゃあ・・二年で許してやる そんな優しそうな保護者の顔をしたから・・」

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