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第1話

「あー麻酔使うのもったいねーなぁ」 「でもよ、暴れられたらバラすの手間じゃん?」 あーごめんな?同僚のよしみで申し訳ないとは思ってんのよ。 そう思うなら黙って見逃してくれよと頭の片隅で考えながら俺は多分覚めないだろう眠りについた。 明日には俺の内臓やら何やらは世界各国を飛び回ってんのかな? どうせならあんたと一緒が良かったよ。 守ってやれなくてごめんな。

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