「あ…あぁっ…」 穂の嘆きとも喘ぎともつかない声が寝室に響く。 愛する夫の義父に組み敷かれ、その男根を迎え入れてしまった。 正確には無理矢理ねじ込まれたのだが。 しかし、嫌だ嫌だと言いながらもほんの少しでも期待を抱いてしまった時点で穂も罪人であり、共犯者だ。 清高…ごめん… 穂は心の中で清高に懺悔を繰り返す。 しかし、そんな気持ちとは裏腹に肉体は快楽に打ち震えていた。 唇からは甘い声がひっきりなしに溢れ、男根を咥え込んだ場所が歓喜に蠕動する。 その筋肉の収縮運動に合わせて、義父の凶器がゆっくり奥を目指して侵入してきた。 中を穿つ雄茎は穂の想像以上に太く、長く、内臓を押し潰さんばかりの勢いでめり込んでくる。 苦しくて苦しくてたまらない。 しかし、生まれて初めて経験する凄まじい感覚に穂はもはや抵抗する事さえも頭から飛んでいた。 それどころか玩具や若い清高のものよりも逞しい義父の肉棒に高揚し、快楽に飲み込まれていく事を受け入れてしまっている。 「ふぅ、想像以上に狭いなぁ」 義父がやれやれと溜め息を吐いた。 しかし、その口元には満足げな笑みが浮かんでいる。 「まだ半分しか入ってないんだけどねぇ」 グイッと腰が進められ、穂の最奥を男根の先端が突き上げてきた。 「あ…ぁうっっ！！」 深い場所を突き上げられ、凄まじい圧迫感に思わず目を見開く。 うそだ… だって男の先端は既に穂の最奥、行き止まりの場所に到達している。 義父の言葉が信じられず、穂は恐る恐る股の間を見下ろす。 そして絶句した。 義父の言う通り、筋の走った肉棒はまだ収まりきっておらず半分ほど見えている。 「これは大規模な肉体改造が必要みたいだねぇ。まずはここを開く練習をしようか」 義父の指先が男のものを迎え入れた腹をじっくりと撫でまわしてきた。 「む、無理です…全部は…無理」 穂は怯えながら首を振るとか細い声で訴えた。 こんなモノを全部受け入れてしまったら確実に肉体が変わってしまう。 その前に、心身共に壊れてしまう方が早いかもしれないと思った。 「少し苦しいとは思うけど大丈夫さ。かわいい我が子を授かればそんな苦しみすぐに吹き飛ぶからね。それにそんな事を言っていたら出産なんかできないぞ」 義父が僅かに眦を上げて諭してきた。 義父の言葉はやはり狂気じみている。 普通ではないし、本気でそんな事できるはずがない。 しかし奇妙な事に、何故だかその言葉が頼もしく感じてきてしまう。 それは彼が歳上だからか、元自衛官だからかわからない。 しかし彼に諭され、言葉をかけられると妙に安心するのだ。 「さぁ、集中しようか」 仰向けになっていた穂の身体をひっくり返してうつ伏せにされた。 動物が交尾をするときのような体勢をとらされると、再び生殖行為がはじまる。 義父の肉の塊が、ゆっくりと抜き挿しされながら穂の限界を超えようと最奥を掻き分けてきた。 「っ…うっ…っ…んんっ、やっ…」 まだ夫の清高でさえも入った事のない未開の場所。 そこに義父の男根が足を踏み入れようとしている。 凄まじい圧迫感に口から内臓が飛び出しそうだ。 しかし、義父は決してそれ以上無理矢理ねじ込んだりはしてこなかった。 宣言通り穂の快楽を優先しているらしい。 それがまた穂の気持ちを蕩けさせた。 ゆっくりとしたストロークから次第にスピードを増していく。 義父の長大な男根と、その男根に喰らいつく穂の媚肉から生まれる摩擦で中は爛れているかのように熱い。 目一杯広げられた入り口からは、水分を含んだ破裂音が律動に合わせてバチュバチュと音を立てていた。 目の前では光の粒が明滅を繰り返す。 「さぁ、穂。君の名前の通り、僕たちの愛の形を実らせようじゃないか。ここに、僕の子種をたくさん注いであげるからしっかり受け止めて受精するんだ、いいね？」 ひっきりなしに上下する穂の腹を節張った手の平で撫でてきた。 はっと我に返った穂は咄嗟に叫ぶ。 「いや！！！お義父さんっ…中は…っ中はダメです！！」 「今更何を言っているんだ？ここに、種を、ぶちまけないと、意味が、ないだろ！？」 激しい律動に揺さぶられて、穂はシーツにしがみつきながら泣き喚いた。 凄絶な快楽と罪悪感で綯交ぜになった感情が目から唇からひっきりなしに溢れ出す。 「あっ、あっ…ああっ…ああっ！！」 一際腰を打ちつけられ、中を穿つ男根がビクビクと脈打つのを感じた。 同時に、穂の内側が温かいもので満たされていく。 それは紛れもなく義父の精子だった。