21 / 21

狼と子羊ちゃん 4

「あ〜ッ♡♡せんせぇのおちんちんすきぃっっ♡んぁっ♡んぁっ♡」 「そんな嬉しいこと言っちゃダメだよ…先生持たない…」 「達哉先生はおれのもんだからだれにもあげない♡♡すき…せんせぇすきぃぃ…もぉだれにも触らないでよ、せんせぇ…うぅ…」  泣きながら俺にしがみつく裕二くん。不安にさせてごめんね。でも、そんな君の顔もすごく好きなんだ。俺のことで頭がいっぱいになる君を見て嬉しくなる俺をどうか許して。 「うん…誰にもあげないで…先生をずっと君のものにして……」  彼の涙を舐め取りながら、また腰を激しく打ち付ける。精液を中で出したら、自動的に俺のものになればいいのに。だけどそんなことは証明出来ないから、何回も君に出すしかない。そしたらいつかきっと、君は本当に俺だけのものになるよね。  お願いだからその息遣いも鼓動も全て俺のものにさせて。 「んぁあぁあ♡せんせぇッ♡せんせぇッ♡おれまたイッちゃうよぉお♡♡」 「裕二、本当君は最高……先生の精子、いっぱい君の中に出してあげる…」 「ンァあぁぁあっッッ♡♡たつやせんせぇっっいっぱいだしてっっ♡♡」  達した瞬間に裕二くんの身体も同時にビクビクと痙攣する。その痙攣すら嬉しくて、彼の身体をしっかりと抱きしめる。  蕾から陰茎を引き抜くと、ごぷっと俺の精液が垂れ落ち、思わず見惚れた。 「せんせぇのせーし…もっとちょうだい…」  口元から沢山涎を垂らした裕二くんは、最早高校生とは思えないような妖艶な顔で俺を見つめる。俺は吸い寄せられるように、また彼を隈なく愛撫し始めた。 「んぁあっ♡らめっ♡らめぇぇっ♡」 「ダメだ、またイク……」 「はーっ♡はーっ♡せんせぇのせーし…♡またゆーじの中でどぴゅどぴゅ出たぁ…♡んん…たつやせんせぇ、いいこ♡」  抱きしめられて、裕二くんの手が愛おしそうに俺の頭を撫でる。良い子なんて言われるのが新鮮で、思わず笑ってしまった。 「あ〜…本当にもう出ないかも…」  孔から陰茎を引き抜くと、掻き出さなくてもゴポリと精液が流れ出す。 「せんせぇ終わるのらめ…♡もう一回して」 「裕二は結構鬼だね…先生の精子持つかな…」 「たつやせんせぇのせーし、ほかのだれにもあげない…♡せんせぇは、おれのからだでしかイッちゃらめ……♡」    二人の汗と精液が滴って汚れたベッド。でもそんなのどうだってよくなるくらい、ぐちゃぐちゃにのシーツの上で何度も裕二くんを抱いた。 「せんせぇ…♡もう一回」 「裕二、孔痛くならないの? 大丈夫?」  なんて言いつつ、俺が大丈夫じゃない。本当に搾り取られる。 「おれ、たくさんしてくれなきゃゆるさないっていったよ…♡」 「先生は裕二のこと見くびってたよ…俺よりすごい…」  ずぶ…♡ずぶずぶずぶ…♡ 「あ、あ、あ…♡おちんちんきたぁ…♡」  もう何度も挿入しているのに、まだギュウッと陰茎を締め付ける温かい彼の内壁。もはや俺の方が敏感になっていて、挿れた途端にまた快感で身体がぶるりと震えた。 「……っ…裕二、交代。俺の上で動いて。先生ちょっと休憩」 「ん…♡」M字に脚を開いた裕二くんは嬉しそうに腰を上下させる。 「んぁっ♡ちがうとこあたる…♡んぁっ♡んぁっ♡んぁっ♡」  気持ちの良いところを探しながら、裕二くんは俺の乳首をぴちゃぴちゃと舐め出す。俺が動かなくても気持ち良い。 「先生も乳首好き?」 「うん。裕二の舐め方がやらしいから、先生イっちゃうかも」 「んふふっ♡せんせぇの感じてるかお、もっとみたい…♡」  ぺろぺろ♡ぺろぺろ♡ちゅばっ♡ちゅばっ♡ 「ンンッ、俺が気持ちよくするから、せんせぇは休憩しててね…」 「ん…裕二、気持ち良いよ…」 「せんせぇ…すき…すき…♡」  可愛すぎて降参。初めての時、あんなに怖がっていた彼が自分から腰を動かして俺の乳首を舐めている。 「裕二、ありがとう。お返しだよ」  彼の乳首をギュッと摘むと、孔がキュンッと締まった。ダメだ、またイキそう。無意識に腰が速く動き、彼を揺さぶる。お互いの肌がパンパンと打ち付けあって、その音に興奮した俺の腰の動きが速くなる。 「あ〜っ♡たつやせんせっ♡休憩してって言ったのに、そんな動かしちゃ…♡ひぃんっ♡すごいぃ…♡」 「裕二のケツまんこ、トロトロのぐちゅぐちゅだ……気持ち良いね…」 「あ〜…♡らめぇっ♡んぁっ♡んあ゛あ゛あ゛あ゛っっ♡」  上に跨っていた裕二くんはまた後ろで達して、痙攣したまま俺に力なく覆い被さる。痙攣した筋肉は俺の陰茎を締め付け、そのまま彼の内壁へどぴゅどぴゅと放出すると「はぁ…♡」と彼は満足そうな声を漏らした。  裕二くん、本当に君は最高。絶対に君を誰にも渡さない。そう決意して、俺は彼の尻を掴み、最後の一滴まで注ぎ込んだ。   「お疲れさま、裕二くん」  俺の上でぐったりとした彼の汗を、手で拭き取ると、彼は「先生もお疲れさま」と枯れた声で笑う。裕二くんの制服はいつのまにかベッドの下に脱げ落ちている。 「これでakiさんとキスしたこと許す…」 「本当にごめんね。これからは裕二としかキスしない…可愛い。本当に可愛いくて大好き…」 「ん…♡先生…♡」  裕二くんの身体を抱き寄せて顳顬に沢山キスをすると、彼は嬉しそうに俺の身体に抱きついた。  お互い何回射精したかわからないほどのセックスは俺も初めてで、今日はもう精液が空っぽだ。しかしキスでこれなら、先輩とセックスなんかしていたら本当に許してもらえなかったかもしれないと軽く身震いする。それに、裕二くんの体力に少しビビっている俺がいる。休んでいた筋トレ、再開しよう。 「先生は大人だから、高校生の俺と付き合ってくれねーと思ってた」 「え……?」  終わってから腰が痛いと言う裕二くんの腰をさすってあげる。明日起き上がるのも痛いかもしれない。 「でもセックスの時は俺のことに夢中なのが嬉しくて…だから他の人とセックスしないでって言ったらずっと俺といてくれると思って」  だから、付き合ってって言われて超嬉しかった! 裕二くんはそう言って満面の笑みで俺を見る。 「裕二のイメージを崩して悪いけど、俺嫉妬深いからね。特に誠くんとあんまりベタベタしちゃダメだよ」 「あははっ、誠とか絶対ないから大丈夫! 俺はせんせーが大好きだから、絶対別れないっ♡」  裕二くんは満面の笑みで俺に抱きつく。ああ、君の全てが愛しい。何だって受け止めるから、これからは我慢しないで。俺も君を嫌いになることなんて、絶対にないよ。 「先生、付き合った記念に二人で写真撮ろうよ!」 「裸で? 先生、君の制服姿がいいなぁ。もう一回着てくれる?」 「……達哉先生、俺が高校卒業しても好きでいてくれる? ただの高校生好きとかじゃねーよな?」  彼は呆れたような目を俺に向けた。 「うそうそ、冗談。高校生じゃなくてもずっと大好きだよ。でもたまにはこうやって制服姿でやらしいことしてくれると嬉しいなぁ」 「ふはっ! やっぱり先生変態! でも俺も達哉先生のことずっと大好きっ!」  また強くお互いの身体を抱きしめる。いつまでもこうして抱き合っていたい。すべすべの君の肌にずっと触れていたい。その綺麗な顔も、やらしい身体も、ずっとずっと俺だけのもの。 「先生、撮るよー」  裕二くんのスマートフォンがこちらを向いてパシャッと音を立てる。画面には俺の頬にキスをする君の姿。これからは画面の中を、俺と君の楽しいことばかりで埋めるんだ。 「達哉先生、もう浮気しちゃダメだからな」  うん、もう絶対に可愛い君を悲しませたりしない。だって俺も君のことが大好きだから。君さえいれば、もう他には何もいらないよ。

ともだちにシェアしよう!