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第3話

永遠side 僕は『おともだち』と一緒にゲーセンで遊び帰るところだった…。お友達は、カースト上位の人たちで、逆らえなくて、お金は底を尽きていた…。 いろんな人の愚痴を聞き、少しずつ集めた情報を切り売りしてなんとか底辺を保っていた…。ターゲットの子は一ヶ月でみんな消えていくから…。そろそろ僕の番…。恐怖に怯えて、みんなに媚ていた…。 「なぁ、永遠〜。お前、ターゲットになりたくないだろ?」 「はぃ…」 「だよな〜。お前なら抱けそうだと思ってただけど、今日暇なら俺たちに回されろよ」 「…えーっと……」 「どうする?次はお前だぞ」 「施設に、泊まりの連絡…してきます」 リーダー格の子の両親は今日明日と家に居ないらしい。初めての性体験は、痛みと苦しみの記憶…。思い出しただけでも呼吸が苦しくなる…。 面倒だと慣らすこともせず、いきなり挿れられて、出血を利用して動き出す…。口にもモノを挿れられた。匂いも味も気持ち悪くて吐き気がする…。吐き気で喉が締まり、それが気持ちのか奥まで何度も突かれて、えずくのがとても辛い…。 「はっ、はぁ…はぁ……。あっ、…痛っ、ぃ……あぅ゛っ…ん゛ぅ゛……はぁ…はぁ…あぁぁ゛…やめっ……。も、ゆるっ、…ひぃっ……あぁっ…痛いっ…痛っ……ぃ…」 「あ?…痛い痛い、うるせぇな。……気持ちいいって啼けっ!腹立つ。ほら、言えよっ」 「…ひっ!……あっ、き、きもち……。きもちぃ……あぅ゛っ…ん゛ぅ゛……あぁぁ゛……き、もちぃ……」 「…ふっ、可愛いな。そのまま啼いてろ。…可愛がってやるよ」 …何時間たったか……。意識を何度か失って、無理やり起こされ…、痛みに耐えて……。なんとか、ターゲットになるのは避けられた…。 それからは、両親がいない日や、ターゲットが変わるときに……。廻される事になった…。中1の後半から、中3まで、そんな生活を送り、僕の体は、快楽を上手く受け取れるようになり、痛いのも、気持ちが良いのだと教え込まれ…。 「あ゛ぁ゛……あぅ゛っ…ん゛ぅ゛……あぁぁ゛…だめぇ゛…いぃ゛ぁ……んお゛ぅ゛っん゛…‼︎ …っーーーーー!あぁあぁぁっ‼︎ 」 「痛いのも気持ちいいのか。随分と慣れてきたな」 「……はっ…はっ……あぁっ…いぃ゛っ……いぃ゛っ!……あ゛ぁ゛……きもちぃ……あぅ゛っ…ん゛ぅ゛……あぁぁ゛…あぁっ、あっ……いっ、きもちぃ……あっ…あっ…あぁあぁぁっ!!……………………」 「チッ…。落ちたか……」 長期の休みは、沢山時間があると嬉しそうな彼に連れられて、何日も連続で抱かれ…。地獄のようだった…。 中学卒業後の進路。どうしようか…。もう死んでもいいかな……。疲れちゃった…。 そう思い、中三の夏休み。彼から解放された日。切れ味の良さそうなカッターを買い、迷惑になりにくいところを探しながら歩いていた。……あの子、身を売ってるのか…。可哀想… 「……っ…」 「…?」 「……」 目があった気がするけど、気のせいか……。あの影にしよ…。公園のトイレの裏…。木と生垣の陰になってて見つかりにくそ…。痛いの嫌だな……。もしかしたら、きもちぃかも…… 思い切り切った……。あんまり痛くないな…。血が抜けていく感覚がなんとも言えず気持ちよくて…。ゾクゾクする…。もっと刺激が欲しくなり切ろうとしたら、誰かの手が伸びてきた… 「痛い?」 「……だれ…」 「命、要らないの?なら、僕が君のこと買っても良いよね」 「………痛く、ない…?」 「痛いのが好きなの?これ、縛られた跡でしょ。擦り切れてるし、抵抗したんでしょ?痛いことはもう無いよ」 「……あげる…。僕の命も、全部……。君に…」 「うん。ありがと」 さっき目があった気がしただけの子…。どうせ死ぬつもりだったんだ。この子に買われて、飼って貰って、無理なら、切ればいい。今日、切ってみて分かった。あんまり痛くないし、きもちぃのだ……次も切れる…。きっと…… そんなに血が流れた感覚は無いが、目の前が暗くなり始め…、眠たくなってきた…。

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